レベル1 勇気 アーカイブ

勝利の賛美歌

MP3: Victory Praise Chant (English)
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勝利の賛美歌

主は 奇跡を 起こされる。

不可能を 可能に して下さる。

勝利の 賛美の 声を 上げるなら、

主は、私達に できない ことを される。

だから、勝利の 歓声を 上げよう。

賛美の 歌を 歌おう。

いにしえの 聖地で 起こったこと。

セイル山から、おびただしい 数の、

信仰を 持たない アンモン人と

ヨアブ人の 大軍が 共に

神の 民である イスラエルを 攻めて来た。

その時、主なる 神は 大いなる 力を 表して下さった。

多勢に 無勢、無防備な まま、おそれおののいた

ヨシャパテ王は、エルサレムで 民と 共に 祈った。

「神を 持たぬ 侵略者達が、暴力と 強欲を もって、

今にも 仕掛けて こようと している 攻撃から、

主よ、あなたは 私達を 救って下さいます。

私達には、なす すべが ありません。

どうしたら いいか、見当も つきません!

ただ、父祖の 神である あなたを あおぎ望むのみです。」

ヨシャパテ王には 分かっていた。

主は、またもや 奇跡を 起こして下さる。

不可能を 可能に して下さる。

そうさ、勝利の 賛美の 声を 上げるなら、

主は、私達に できない ことを される。

だから、勝利の 歓声を 上げよう。

賛美の 歌を 歌おう。

ヨシャパテ王は 言った、

「主を ほめよ。主に 感謝し、賛美し続けなさい。

主を ほめよ。主に 感謝し、賛美し続けなさい。」

すると、民の 中から 主の 預言者が 前に 出た。

そして、天からの 答えを 大胆に、

大声で さけんで 言った。

「この 大軍を おそれては ならない。

立って、主の 救いを 見よ!」

なぜなら・・・

主は 奇跡を 起こされる。

不可能を 可能に して下さる。

勝利の 賛美の 声を 上げるなら、

主は、私達に できない ことを される。

だから、勝利の 歓声を 上げよう。

賛美の 歌を 歌おう。

神を 賛美しながら、吟遊詩人と

歌い手達は、軍勢の 前に 進んだ。

勝利が 勝ち取られると、さらに 主を ほめたたえた。

神を 賛美しながら、吟遊詩人と

歌い手達は、軍勢の 前に 進んだ。

勝利が 勝ち取られると、さらに 主を ほめたたえた。

夜が 明けると、ラッパと 琴の 奏でる 音楽と 共に、

民は 主が 勝ち取って下さった 勝利を

賛美しながら 行進した。

神の 民を 攻撃しようと して、

彼らは 攻撃するどころか、

たがいに 刃で滅ぼし合ってたおれた。

イスラエルの 民は、後に 残された 戦利品を 集めながら、

主を ほめたたえるばかりだった。

民は みな、声を 上げて さけんだ。

「主を ほめよ。主に 感謝し、賛美し続けなさい。

主を ほめよ。主に 感謝し、賛美し続けなさい。

主を ほめよ。主に 感謝し、賛美し続けなさい。

主を ほめよ。主に 感謝し、賛美し続けなさい。」

主は 奇跡を 起こされる。

不可能を 可能に して下さる。

勝利の 賛美の 声を 上げるなら、

主は、私達に できない ことを される。

だから、勝利の 歓声を 上げよう。

賛美の 歌を 歌おう。

(主を 賛美し続けなさい! 主を ほめよ!)

賛美の 歌を 歌おう。

(主を 賛美し続けなさい! 私は 主を ほめまつる!)

勝利の 賛美歌

神を 賛美しながら、吟遊詩人と

歌い手達は、軍勢の 前に 進んだ。

勝利が 勝ち取られると、さらに 主を ほめたたえた。

勝利の 賛美歌を 歌おう!

神を 賛美しながら、吟遊詩人と

歌い手達は、軍勢の 前に 進んだ。

勝利が 勝ち取られると、さらに 主を ほめたたえた。

勝利の 賛美歌を 歌おう!

主を 賛美し続けなさい。

主を 賛美し続けなさい。

主を 賛美し続けなさい。

文:エマニュエル・ギリガン 絵とデザイン:ロイ・エバンス
出版:マイ・ワンダー・スタジオ Copyright © 2021年、ファミリーインターナショナル

4粒の 種の お話

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4粒の 種の お話

 昔々、4粒の 種が、一つの 袋に 入っていました。ほんの 数日前、農夫は、袋に 入っていた 種を みんな 出したばかりでした。そして、たった 4粒の 種だけが 残りました。一番大きな種と、一番小さな種と、一番丸い種と、一番平らな種の 4粒です。

 「ほかの 種達は、一体 どこへ 行ったんだろう?」 4粒の 種達は、いろいろと 思いめぐらしていました。「どうして ほかの 種達は、もどって来ないんだろう?」

 農夫が 良い 人であることは 分かっていました。だけど 種達は、これから 先の ことが 分からなくて、不安に なってきました。「ぼく達も、ここから 出されるのかな?」 種達は、そんなことを ささやき合っていました。

 その 翌日の ことです。種達は、農夫が こんなことを 友人に 話しているのを 耳に しました。「今日は、この 種を まこうと 思っているんだ。」 そう 言いながら、農夫は 袋を 軽く 振って 見せました。

 袋の 中では、思わず 種達が 身を 寄せ合いました。「根が のびのびと 成長できるように、間を 開けて、地中に うめるんだよ。」と、農夫は 言いました。

 種達は、「まく」という 言葉も、「地中」という 言葉も 知りません。じきに はなればなれに なると 聞き、心配に なってきました。今までに 一度も はなれたことが ないのです。種達は、おそろしくて ブルブル ふるえました。

 その日の 午後、農夫は 袋から 種を 出して、一つ、また 一つと、順番に 見つめました。

 「少しの間、土の 中に うもれることに なるよ。こわいかも しれないけど、勇気を 出して しんぼうしていれば、じきに、新しい 命に 生まれ変わるからね。今では 想像も できないような、美しい 姿に なるんだ。」 農夫は、思いやりを こめて 言いました。

 それを 聞いて、種達は ほっと しました。その 翌日、農夫は 種の 入った 袋を 持って、畑に 出て行きました。

 「みんな、勇気を 出そうよ。」 最初に 袋から 出された 一番大きな種が、ほかの 種達に 呼びかけました。一番大きな種は、地面に 開けられた 穴の 中に そっと 置かれました。農夫は 目を 細めて 種を 見ると、土を かけました。

 次に、一番小さな種が まかれました。その次に 一番丸い種、そして 最後に 一番平らな種が まかれました。

 一粒一粒と、種達は みんな、ていねいに 地面の 中に まかれました。

 種達は 一粒ずつ 別々に まかれたので、最初は 心細く 感じましたが、じきに、新しい 友達が いることに 気付きました。アリが、一粒の そばを 通りがかりました。ミミズが、他の 一粒の そばを 通りがかりました。地中の 生き物達が、「こんにちは!」と あいさつを して 通り過ぎていくのです。種達は、そんなに さびしく なくなりました。

 何日も 過ぎました。そして、何週間も 過ぎました。心細く 感じたり、待ち遠しくなったり すると、種達は 農夫の 言葉を 思い出しました。「勇気を 出さないと。新しい 命に 生まれ変わるんだから。」 そう 自分に 言い聞かせました。

 さて、ごく ありふれた ある日の ことです。一番小さな種は、自分が もう 地中に いないことに 気が付きました。夜の間に、ぐんぐん、ぐんぐんと 成長して、今では、明るい 青空を ながめているのです。

 「とうとう、その日が 来たぞ! 新しい 命に 生まれ変わったんだ!」 小さな 芽は、大きな 声で 言いました。辺りを 見回すと、友達の 一番大きな種と 一番丸い種と 一番平らな種も、芽を 出していました。みんな、長い間 はなればなれだったけど、ついに また いっしょに なることが できて、大喜びです。本当に 幸せでした。

 いっしょに おしゃべりしたり、笑ったり、風に なびいたり している内に、月日は 飛ぶように 過ぎて行きました。

 若木達は、自分達の 葉や 枝が 日ごとに 成長し、天気や 季節ごとに 変わっていくのを、驚嘆の 目で ながめていました。

 何年も たつと、みんな、大きくて 立派な 木に なりました。そして、たくさんの 若木達に 木かげを 落とすように なると、何年も 昔、自分達が 地中に まかれることを 思って ブルブル ふるえていた 日のことを 思い出しました。

 「勇気を 出して 農夫の 言葉を 信じたことを、うれしく 思うよ。」 一番平らな種が、他の 種達に 言いました。

 ほかの 種達も、たくさんの 仲間達が 勇気を 出してくれると いいね、と 願うのでした。

終わり

最後に

 イエス様は、こう 言われました。「一粒の 麦が 地に 落ちて 死ななければ、それは ただ 一粒の ままで ある。しかし、もし 死んだなら、豊かに 実を 結ぶように なる。」(口語訳聖書、ヨハネによる 福音書 12:24)

 わたし達が 経験することの 中には、不安に 感じたり、心細く 感じたりすることも ありますが、そのような 時には、しんぼう強く なり、神様の 愛を 信じるように、と 神様は 言っておられます。悲しく 困難な 時でさえ、再び 幸せの ありがたさを かみしめられる 時を もたらしてくれるように なるのですから。

イエス様が ついているなら

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イエス様が ついているなら

ジョー:地図に あった つり橋って、どこだろう? つり橋が 見つからなかったら、どうやって 渡れば いいんだ? まい子に なっちゃったよ! そうだ、イエス様に 聞けば いいんだ! どうしたら いいか、教えて くれるものね。「苦難の 時に 主に 呼びかけると、主は 私に 答えて くださった。」*1*

ジョー:うわぁ、こんなに ゆれるなんて 思わなかったよ! イエス様、橋を 渡るのを 助けて 下さって ありがとう! 頼りに なる イエス様が いて、よかった! 「わたしが 主に 求めた とき、主は わたしに 答え、すべての 恐れから わたしを 助け出された。」*2*

 「主を 仰ぎ見る 人は 輝き、はずかしめに 顔を 伏せる ことは ない。苦しむ 人が 呼び求めると、主は これを 聞き、あらゆる 苦難から 救って くださった。」(聖書協会共同訳聖書、詩編 34:6-7)

 困難や 新しい 冒険に 直面した 時は、イエス様が ずっと ついていて 下さる ことを 思い出そう。イエス様に 助けを 求め、何が 必要かを 伝えた 後は、イエス様が すぐそばに いて 下さるって 信じていれば いいんだよ。

 イエス様にとって、大き過ぎる 問題や 困難なんて、ないんだ。だから、イエス様に 力に なって もらおう。いつも ついていて 下さるからね!

脚注:

*1* 聖書協会共同訳聖書、詩編 120:1

*2* 口語訳聖書、詩篇 34:4

文:エバン・カレン 絵:ゼブ 彩色とデザイン:ロイ・エバンス
出版:マイ・ワンダー・スタジオ Copyright © 2019年、ファミリーインターナショナル