レベル1 満足 アーカイブ

神のみ言葉の 上に 立つ : 満足すること

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神の み言葉の 上に 立つ:満足すること

メリッサ:(次は これを かき混ぜるようにって お母さんが 言ってたわ。)

エイミー:(メリッサって、わたしよりも お菓子作りが 上手よね。あまり お母さんに 手伝って もらわなくても、自分で ケーキが 焼けるんだもの。)

エイミー:(わたし、自分と ほかの 人を 比べたり せずに、神様が わたしに くださった 才能を 感謝することを 学んでるんだったわ!)

聖書の約束:

 信心が あって 足ることを 知るのは、大きな 利得である。(口語訳聖書、テモテへの 第一の 手紙 6:6)

メリッサ:エイミー、あなたのほうが 芸術的な 才能が あるわ。ケーキの デコレーション、やってくれる?

エイミーとメリッサ:できたわ! 二人で 作った ケーキよ!

それらの ものを心に とめなさい

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それらの ものを 心に とめなさい

 「最後に、兄弟たちよ。すべて 真実なこと、すべて 尊ぶべきこと、すべて 正しいこと、すべて 純真なこと、すべて 愛すべきこと、すべて ほまれあること、また 徳と いわれるもの、称賛に 値するものが あれば、それらの ものを 心に とめなさい。」(口語訳聖書、ピリピ人への 手紙 4:8)

牧場の 仲間たちの お話 : アヒルの 子と ヒヨコたち

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牧場の 仲間たちの お話:アヒルの 子と ヒヨコたち

 アヒルも にわとりも、夏の 間に めすが 卵を 温めたがるのは めずらしい ことでは ありません。

 ある夏、1羽の めんどりが 卵を 温めたがっていたので、わたしの 母は、にわとりと アヒルの 卵を 両方 めんどりに だかせました。最初は アヒルの 卵を めんどりの 下に 置き、その 1週間後に、にわとりの 卵も 置きました。これは、にわとりの 卵が かえるのに 21日 かかるのに 対し、アヒルの 卵が かえるのには 28日間 かかるためです。

 アヒルは 卵を 温めている 時、エサを 食べたり 水を 飲んだり するために、1日に 少なくとも 2回ほどは 巣から はなれます。巣に もどる 前に、アヒルは 水の 中に 入ります。そうすると、巣に もどった 時に、ぬれた 胸が 巣の 中の 卵を ほどよい 湿気の 中で 暖かく 保てるからです。

 めんどりも、エサを 食べたり 水を 飲んだり するために、1日に 何回かは 巣を はなれますが、水の 中には 入りません。巣に もどる 時、羽は かわいています。つまり、アヒルの 卵を めんどりに だかせる 時は、何かを しないと、そのままでは かえらないという ことです。それで、朝と 夜の 1日 2回、アヒルの 卵を めんどりの 下から 取り出して、室温と 同じ ぬるい 水に すばやく 卵を くぐらせ、そして めんどりの 下に もどすという 仕事を、わたしが していました。

28日目に なって、わたしたちは その日に 何が 起こるのか、ワクワクして 見ていました。まもなく、小さな ヒヨコと アヒルの ヒナが、卵を 割って 出てきました。2日も たたない 内に、めんどりは、2羽の アヒルの 子と 3羽の ヒヨコを 世話するように なっていました。

 アヒルが 水の 中で 泳ぐのが 大好きなのを 知っている わたしたち 子供たちは、アヒルの 子が 卵から かえって 数日 たったころ、水の 入った たらいを 置きました。すると アヒルの 子は 水の 中に 入って、おおはしゃぎしました。いつでも 好きな 時に たらいに 入ったり 出たり しやすいように、たらいの ふちまで レンガを いくつか 積み上げて、階段を 作りました。水の 中からも 飛び出やすいように、たらいの 中にも レンガを 一つ 置きました。

 アヒルの 子は 階段を かけ上がって、水の 中へ 飛びこみます。アヒルの 子が、それは 楽しそうに しているのを 見て、ヒヨコたちも、水の 中に 入ることに しました。レンガの 階段を かけ登って、ヒヨコたちも、水の 中へ 飛びこみました。けれども、もちろん、あわれな ヒヨコたちは 泳げません。すぐに しずんでしまうので、わたしたちが 水の 中から 助け出してあげなければ なりませんでした。

 このことが あってから、わたしたちは たらいの そばに レンガを 置くのは やめました。結局 アヒルの 子には、浅い 入れ物を 用意しました。あやまって ヒヨコたちが 入っても おぼれないくらい 浅い ものです。ヒヨコたちも、二度と 泳いでみようとは しませんでした。アヒルの 子たちが 水の 中で 遊んでいる 時は、周りの 芝生で 走り回って 満足するように なったのです。

「各自は、主から たまわった 分に 応じ、また 神に 召されたままの 状態に したがって、歩むべきである。」(口語訳聖書、コリント人への 第一の 手紙 7:17)

ドーナツに 目を留めよう

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ドーナツに 目を 留めよう

 「最後に、兄弟たちよ。すべて 真実なこと、すべて 尊ぶべきこと、すべて 正しいこと、すべて 純真なこと、すべて 愛すべきこと、すべて ほまれあること、また 徳と いわれるもの、称賛に 値するものが あれば、それらのものを 心に とめなさい。」(口語訳聖書、ピリピ人への 手紙 4:8)

 この 聖書の 節は、神様が わたしたちのために してくださる 良いことに 気持ちを 集中させるのが 大切だと 教えてくれているんだ。

 それは ちょうど、この ことわざみたいだ。「一生 幸せで いたいなら、ドーナツの 穴にでは なく、ドーナツそのものに 目を 留めていなさい。」

 ドーナツの 穴は、良いものを もらえる代わりに あきらめなくては いけない 部分を 表しています。

 ドーナツは、人生の 良い 部分を 表しています。わたしたちは、起こっている 良いことよりも、悪いことのほうに 目を 向けがちです。

 神様は、わたしたちが 人生の 良い 部分、幸せな 出来事に 思いを 集中させてほしいと 思っておられます。つらいことを しなくては いけなかったり、困難を 味わうことは あっても、それは、神様が わたしたちの 人生を 満たしてくださっている 喜びや 祝福とは 比べ物に ならないことを、覚えていてほしいのです。

 いつも、物事の 明るい 面を 考えるように しましょう。神様が してくださる 良いことを、考えるのです! そして、感謝しましょう!

 わたしたちは、バラの しげみに トゲが あると いって、文句を 言うことも できれば・・・

・・・トゲの しげみに バラの 花が さいていると いって、大喜びすることも できるのです!*1*

脚注:

*1* アメリカ合衆国の 大統領、エイブラハム・リンカーン(1861~1865年)の 言葉

神様が 自分を 造って くださった 様を 喜ぼう

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神様が 自分を 造ってくださった 様を 喜ぼう

 自分について、今と ちがっていたらなあ、と 思っている 部分が ある 人は たくさん いるよね。例えば、自分の 容姿が ちがっていたらなあとかね。

 自分に 何かの 才能が あるのかなあと 思ったり、自分の 性格を 気に している 人も いる。もっと うまく できたらなあと 思う ことが あったり、自分は あまり 頭が よく ないと 感じている 人も いるね。また、友だちを 作るのが 上手な 人も いれば、はずかしがりやで、知らない 人の 周りでは 居心地悪く 感じる 人も いる。

 わたしたちの 一人一人には、それぞれ かけがえの ない 個性が ある。だけど、性格や 才能が どんな もので あれ、わたしたちの 一人一人が みんな、イエス様に とっては 特別なんだ。イエス様は、あるがままの わたしたちを 愛してくださるんだよ!

 これは、神様が 君を 造ってくださった 様を 感謝するための お祈りだよ。

 イエス様、あなたが わたしたちの 一人一人を 特別で かけがえの ない ものに 造ってくださった すばらしい やり方を 感謝します。わたしが _____(神様が 君に 与えてくださった 個性や 性格などを ここに 入れてね)である ことを 感謝します。この すばらしい 人生を 与えてくださった ことを、感謝します。」

 「わたしは あなたを ほめたたえます。あなたは わたしを すばらしく 造ってくださったからです。」(詩篇 139:14を 分かりやすく 言い換えた もの)