レベル1 イエス様は最高の友だち アーカイブ

クリスマスにこめる思い

MP3: Christmas Thoughts (English)
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クリスマスに こめる 思い

イエス様からの メッセージ

 想像してごらん。君が 羊飼いの 少年で、ほかの 羊飼いたちと いっしょに、夜に 羊の 番を していたとしよう。その時 天使が 現れて、わたしの 誕生を 告げたとしたら・・・。空が 明るく なり、天使が 美しい 歌を 歌うのを 見たら、君は どう 感じるだろう? どんな 言葉で 言い表すかな?

 今度は、わたしが ねている 飼い葉おけへ 走り寄る 自分を 思いえがいてごらん。赤ちゃんの わたしを 見た 時、最初に 何を 思うだろう? 君は、どう するかな? 何て 言うかな? 少しの間 考えてごらん。喜びが この世に 降りてきた、あの 最初の クリスマスに 思いを はせてみよう。

 博士たちを わたしの 元に 導いた 星の ことを、覚えているかい? わたしは、君の 星だ。とほうに 暮れたり、一人ぼっちに 感じる 時、誤解されたと 感じる 時、悲しい 時、何かが 正しくないと 思ったり、わたしに 近く 感じたい 時には、空を 見上げてごらん。

 わたしの 星が 輝いて 博士たちを わたしの 元へと 導いたように、わたしも 君に 約束しよう。見上げるなら いつでも、わたしは 君を 導き、なぐさめてあげるからね。

 クリスマスは、わたしが どんなに 君たちを 愛しているかを 思い出させる 特別な 時だ。それが、本当の 「クリスマスの 魔法」だよ。君たちへの わたしの 愛は、魔法みたいな ものだからね。わたしの 魔法の 愛は、つらくて 悲しい 1日を、幸せな 良い 1日に 変える ことが できるんだ。

 しかめ面を している 時には、わたしの 魔法の 愛で、ほほえませてあげよう。泣いているなら、わたしの 魔法の 愛で なみだを ふいて、温かく やさしい ハグで 包んであげよう。

 クリスマスとは、愛する 時だ。だからこそ、わたしは みんなに クリスマスを 祝ってほしいんだ。みんなが わたしの 愛を 思い出せるようにね。

 わたしの かわいい 子どもたち、愛してるよ! 幸せな クリスマスを 過ごしてくれたまえ!

作者:不明 絵:ゼブ デザイン:ロイ・エバンス
出版:マイ・ワンダー・スタジオ Copyright © 2022年、ファミリーインターナショナル

シャドーボックス:イエス様の教え:幼な子らを来るままにしておきなさい

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シャドーボックス:イエス様の 教え:幼な子らを 来るままに しておきなさい

ルカによる福音書 18:15-17を もとに

 イエス様に 祝福して いただく ために、人々が 子供達を イエス様の 元に 連れて 来ました。すると 弟子達は、子供達が イエス様の じゃまに なっては いけないと 思って、親達を 止めようと しました。

 ところが、イエス様は 子供達を そばに 呼び寄せ、弟子達に こう 言いました。「幼な子らを わたしの ところに 来るままに しておきなさい、止めては ならない。神の国は このような 者の 国で ある。よく 聞いておくが よい。だれでも 幼な子のように 神の国を 受け入れる 者で なければ、そこに 入る ことは 決して できない。」

 そして イエス様は 子供達を だき、みんなの 上に 手を 置いて、祝福されたのでした。

 (この 教えは、マタイによる 福音書の 19:13-15と、マルコによる 福音書の 10:13-16にも 書かれています。)

文と絵とデザイン:ディディエ・マーティン
Copyright © 2022年、ディディエ・マーティン 許可を得て使用

イエス様の教え:幼な子らを来るままにしておきなさい

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イエス様の 教え:幼な子らを 来るままに しておきなさい

ルカによる福音書 18:15-17を もとに

 イエス様に 祝福して いただく ために、人々が 子供達を イエス様の 元に 連れて 来ました。すると 弟子達は、子供達が イエス様の じゃまに なっては いけないと 思って、親達を 止めようと しました。

 ところが、イエス様は 子供達を そばに 呼び寄せ、弟子達に こう 言いました。「幼な子らを わたしの ところに 来るままに しておきなさい、止めては ならない。神の国は このような 者の 国で ある。よく 聞いておくが よい。だれでも 幼な子のように 神の国を 受け入れる 者で なければ、そこに 入る ことは 決して できない。」

 そして イエス様は 子供達を だき、みんなの 上に 手を 置いて、祝福されたのでした。

 (この 教えは、マタイによる 福音書の 19:13-15と、マルコによる 福音書の 10:13-16にも 書かれています。)

文と絵とデザイン:ディディエ・マーティン
Copyright © 2022年、ディディエ・マーティン 許可を得て使用

なくなった 物が 見つかる!

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なくなった 物が 見つかる!

 10才の ナナは 今朝、むしゃくしゃした 気分でした。ナナは マリッサ先生のために、特別な プレゼントを 作って 用意していました。ビーズの ブレスレットです。図書館から 借りてきた 手芸の 本から、金色と 青色の 花の 図案を 選び、夜や 週末の 時間を 使って やっと 完成させたのに、それが どこかへ 行ってしまったのです。午後は マリッサ先生の 誕生パーティーだと いうのに!

 「チャーリー、私が マリッサ先生のために 作った ブレスレット、見なかった? ついさっきまで、ここに あったのよ。」 床にでも 落ちたのかなと、ダイニングルーム中を 探しながら、ナナが お兄ちゃんに たずねました。

 「ううん、見てないよ。」 チャーリーが すまなさそうに 答えました。

 「一体、どうしたら いいのかしら? このままじゃ、マリッサ先生に あげる 物が 何も ないわ。先生の 誕生日には 特別な プレゼントを あげたかったのに。」 ナナは だんだんと、自分が あわれに 思えてきました。「みんな プレゼントを あげるのに、私だけ 何も あげる 物が ないなんて。」

 「ナナ。」 だれかが ナナを 呼びました。

 けれども、ナナは テーブルの 周りを 探すのに 夢中で、静かに 呼ぶ 声に 気づきません。

 「ナナ。」 また 呼ぶ 声が しました。

 「さっきまでは、ここに あったのに。・・・もしかしたら、妹が 取ったのかも!」 そう 思うと、ナナは ぎょっと しました。自分が あんなに 一生けん命 作ったものを 取るなんて、意地悪ね・・・。

 「ナナ。」

 ささやき声を 聞いて、ナナは 手を 止めました。今度は 自分の 部屋へ 行き、何か 示したいことが あれば 教えてくださいと、イエス様に 祈りました。

 すると、イエス様が 言われました。「わたしの 愛しい 子、ナナよ。もちろん、わたしは その ブレスレットが どこに あるか、知っているよ。わたしにとっては、何も なくなることは ないからね。だけど、君は もっと 落ち着いて、わたしに 耳を かたむける 必要が ある。わたしは 君の 関心を ひこうとして いたんだ。」

 (まあ。私、プレゼントを 用意する ことや、午後の パーティーに 持って行く カップケーキの デコレーションの ことなんかで、頭が いっぱいだったわ。)

 「そうだね。だから、このことが 起こるのを ゆるしたんだよ。わたしは 君と いっしょに 時間を 過ごしたかったけれど、今日は することが とても たくさん あって、君の ほうから わたしの 元へ 来るのは むずかしいだろうと 分かっていたからね。だから、君を わたしの 元へ 追いやってくれるような ことが 起こるのを ゆるしたんだ。」

 ナナは、大きな ほほえみを 浮かべました。その ほほえみは、心の 底から わき出て、指先から つま先まで、体中を 満たしました。「何かが 起こるのを ゆるすほど、私と いっしょに 時間を 過ごしたいと 言われるのですね?」

 「そうだよ。わたしは、君と いるのが 大好きなんだ。だけど、何か むずかしい ことでも 起こらない限り、静まって わたしに 耳を かたむけないことも あるだろう? だから、君が 立ち止まって わたしの 元へ 来るように、そういった 問題が 起こるのを ゆるす ことが あるんだ。」

 ナナは もう、なくなった プレゼントの ことや、その日の いそがしさが 気に ならなく なりました。ブレスレットが どこに あるかは イエス様が ご存じだと 分かり、それを 使って 彼女が イエス様と 時間を 過ごせるように してくださったことを 感謝しました。「私も、イエス様と 時間を 過ごすのが 大好きです。ただ、とても いそがしいと、わすれてしまうことが あるのです。」と ナナが 言いました。

 「分かっているよ。さあ、わたしは 君の 愛の カップを いっぱいに したし、君も わたしのを いっぱいに してくれたから、ブレスレットの ある 場所を 教えてあげよう。」

 イエス様に 思いを 導かれて ダイニングルームに もどり、だれかが 置いていった カードの たばを 拾い上げると、その 下に ブレスレットが ありました。マリッサ先生のための プレゼントが 見つかったのです!

 その 日の 午後、ナナは、弟や 妹達に、なくなった ブレスレットの お話を しました。「ね、もし 自分一人で 探し続けていたら、いつかは 見つかったかもしれないけど、きっと すごく 時間が かかってたと 思うわ。それに、もし 私が 立ち止まって、呼ぶ 声に 耳を かたむけなかったら、イエス様との 特別な 時間も 過ごせなかったのよ。」

文:R.A.ワターソン 絵:レイラ・シェイ デザイン:ロイ・エバンス
出版:マイ・ワンダー・スタジオ  Copyright © 2021年、ファミリーインターナショナル

イエス様が 前に いて下さる

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イエス様が 前に いて下さる

お父さん:前に 注意を 集中してごらん。バランスを 取りやすく なるから。

お父さん:ちょっと すりむいちゃったね。もう一回 やってみるかい?

ダン:前に 集中するのが むずかしいんだ。

お父さん:イエス様が いっしょに いて 走ってくれてるって 想像してごらん。

ダン:ぼくの 前を 走っているんだね!

お父さん:そうだよ。前を 見るんだ。そして、イエス様が 助けてくれることを 忘れないで!

ダン:イエス様、ぼくが 自転車に 乗れるように なるよう、助けて下さることを 感謝します。

お父さん:ダンが あきらめずに がんばれますように。

お父さん:さあ、走ってごらん! イエス様が いっしょだからね。

ダン:(イエス様、分かってきました!)

お父さん:上出来だ!

イエス様:いつでも、助けてあげるからね!

 「主ご自身が あなたに 先立って 行き、あなたと 共に おられる。主は あなたを 置き去りに することも、見捨てることも ない。」(聖書協会共同訳聖書、申命記 31:8)

 「あなたは 全き 平安をもって こころざしの 堅固な ものを 守られる。彼は あなたに 信頼しているからである。」(口語訳聖書、イザヤ書 26:3)