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ジェイクおじいちゃんの お話シリーズ:海の仲間たち:クリスマスの仲良し友だち
ジェイクおじいちゃんの お話シリーズ:海の 仲間たち:クリスマスの 仲良し友だち
クリスマスの 前日、トリスタンと シャンタルは、家族や 友だちのために クリスマスカードを 作っていました。
「トリスタン、青い クレヨンを 使いたいんだけど。」と、シャンタルが 言いました。
「ぼくも 使いたいんだ。」と、トリスタン。
「でも、今 使って ないでしょ。」
「これから 使うんだよ。」
シャンタルは、手を のばして 青い クレヨンを つかみました。
「返してよ!」 トリスタンが おこって 言いました。
「今 使ってるの。終わったら 返すから。」と、シャンタル。
「今すぐ 返して!」
トリスタンは、シャンタルが 使っていた クレヨンを ひったくりました。その せいで、シャンタルの カードの はしから はしまで、青い 線が ついて しまいました。
「何、これ!」 そう 言って、シャンタルは 泣き始めました。
「一体、どう したんだい?」と、ジェイクおじいちゃんが たずねました。
「トリスタンが わたしの カードを だめに しちゃったの!」 シャンタルが 泣きながら 言いました。
「シャンタルの せいだよ。クレヨンを 取ったのが 悪いんだ。」と、トリスタン。
そこで、ジェイクおじいちゃんが 言いました。「そうだ。シャロと クリップが ケンカに なった 時の お話を して あげようか? おたがい もっと 分かり合えるように なるかも しれないよ。」
「この クリスマスの かざり付けは、ここに かけようよ。」と、ゴビーが 言いました。
バダーじいさんは カラフルな 海草の はしを 持ち、ゴビーは 反対の はしを 持って、かざり付けを しました。
「こんな 感じで どうだい、カミール?」と、バダーじいさんが たずねました。
「いいんじゃ ない。」 うかない 顔で、カミールが 答えました。
「気に 入らないんだね?」 ゴビーが 心配そうに 言いました。
「そんな こと、ないわ。」と、カミール。
「尾の キズが いたむのかい?」と、バダーじいさんが たずねました。
「ううん、だいじょうぶよ。動かない 限りはね。」と、カミール。
「じゃあ、一体 どう したんだい?」
カミールは ため息を つきました。「ベッドに いなくても よかったらなあ。いっしょに かざり付けも したいし、楽しみたいのに。だけど、できないんですもの・・・ケガした 尾の せいよ。」
カミールは2日前、サンゴの そばで 遊んでいた 時、大きな サンゴの 破片が 落ちて きて 尾に 当たったので、ケガを して しまったのです。カミールにとって、クリスマスは いつも、特別な 時でした。尾を ケガして ベッドに いるなんて、ちっとも 面白く ありません。カミールを 元気づけようと して 友だちが 来て くれたのですが、それでも うかない 様子です。
その時、中庭から、「ガッチャーン!」という 音と 共に、おこった どなり声が 聞こえて きました。
「どう したのかしら?」と、カミール。
「シャロと クリップだ。」と、ゴビー。
「何か 問題が あるようだね。ちょっと 様子を 見て くるよ。」と、バダーじいさんが 言いました。
カニの クリップと タツノオトシゴの シャロは、カミールの 部屋の かざり付けを するために、貝がらや サンゴや 色とりどりの 海草を 集めて いました。シャロは、見つけた ものを 早く カミールに 見せたくて たまりません。その一方、クリップは シャロに 対して いらいらして いました。
カミールの 家に 近付くと、シャロが 大声で 言いました。「ぼくが 見つけた もの、見て!」
2人で 集めた ものを カミールに 見せようと、シャロが はね上がろうと すると、クリップが シャロの 尾を つかんだので、シャロは ドサッと 転んで しまいました。それで、持っていた ものが 全部、海底に 散らばって しまいました。
「クリップ! なんて こと するんだよ!」
「いい 気味さ!」
「何で そんな こと するんだよ?」 シャロは プンプンしています。
「シャロは、何もかも 自分が 集めたみたいに 言ってるけど、もう うんざりだよ。君だけじゃ なくて、2人で 集めたんじゃ ないか! カミールのために あれや これやを 集めたなんて、ぼくが 見つけた ものだって、あるんだぞ。」
「そんな こと、言って ないよ!」 シャロが 言い返しました。
「言ってるさ!」と、クリップ。
クリップと シャロは、押し合いへし合いの ケンカに なりました。
「クリップ! シャロ! いいかげんに しなさい!」 バダーじいさんが きっぱりと 言いました。
シャロは クリップを はなし、ふてくされて すわりました。クリップは はさみを 組みながら、おこって うなりました。
「今日は 2人とも、ウマが 合わないようだね。」と、バダーじいさん。
「クリップの せいだよ。」と、シャロが 言いました。
「ちがうよ!」と、クリップが 言い返しました。
「だれの せいかなんて、聞いて ないぞ。そんな ことを 言い合っても、何の 役にも 立たないだろう。言い争ったり ケンカしたり しないで 解決する 方法を 見つけないとな。だが、そのためには まず、2人とも、おたがいの 思っている ことに 耳を かたむけないと いけないよ。いいね?」
シャロと クリップは うなずきました。
「何が 問題なのか、まずは、クリップから 説明して くれるかい?」と、バダーじいさんが 言いました。
それで、クリップが 話し始めました。「朝から ずっと、シャロは、カミールのために 何を 見つけるかとか、ぼくよりも ずっと すてきな サンゴを 見つけるぞとか、言ってるんだ。最初は 気に ならなかったけど、いざ ぼくが 見つけた ものを 拾おうと すると、シャロが パッと 来て、先に 取っちゃうんだ。やめてよって 言っても、聞いて くれないんだ。
ぼくも、カッとなる べきじゃ なかったんだろうけど、どうしたら いいか 分からなくて、いらいらしちゃったんだ。」と、クリップが 言いました。
「なるほどな。」 そう 言うと、バダーじいさんは シャロの ほうを 向いて 言いました。「クリップを いやな 気持ちに させて いたって、気が 付いたかい?」
シャロは うなずきました。「ぼくは ただ、カミールのために 何か したかっただけなんだ。別に、クリップを おこらせようと していた わけじゃ ないんだけど・・・おこらせちゃったみたいだね。」
「さてと。これで いいぞ!」と、バダーじいさんが 声を 上げました。
シャロと クリップは 2人とも、わけが 分からないと いった 顔で バダーじいさんを 見ました。
「どういう こと?」 クリップが たずねました。
「2人とも、どうして おこって いるのか 分かったから、すぐに 仲直り できるだろう。」
シャロは ため息を ついて 言いました。「クリップ。さっきは ごめんね。そんなに いやな 気分に させてるって 気が 付いていれば、あんな ふうには しなかったよ。」
「ぼくも、おこったり して、ごめんね。ゆるして くれるかい?」
「もちろんだよ。」と、シャロ。
2ひきは、仲直りするのを 助けてくれた バダーじいさんに お礼を 言いました。
「さあさ、カミールを これ以上 待たせては いかんから。」と、バダーじいさんが 言いました。
「お帰りなさい!」 カミールが うれしそうに 言いました。
「クリップと ぼくとで、面白い ものを たくさん 見つけて きたよ。」と、シャロが 言いました。
サンゴや 貝がら、色とりどりの 海草を ベッドの 上に 広げると、5人の 仲間たちは、それぞれの ものを カミールの 部屋の どこに かざるかを 決めました。
「みんな、すてきな 友だちで いてくれて、本当に ありがとう。ケガした せいで、クリスマスは すごく たいくつに なっちゃうと 思って いたけど、みんなの おかげで、すごく 楽しく なったわ。」と、カミールが 言いました。
「カミールだって、ぼくたちが こまった 時には、いつも 助けに なって くれてるよ。」と、シャロ。
「メリークリスマス、カミール。友だちの みんなも、メリークリスマス。」と、クリップが 言いました。
「自分の ことばかり 考えてちゃ だめだったね。その クレヨンは まだ 使わなかったし、かして あげた ほうが よかったね。」と、トリスタンが 言いました。
「わたしも、つかみ取ったり しちゃ いけなかったわ。トリスタンが 使い終わるまで、他の 色を 使っていれば よかったんだもの。ごめんね。」と、シャンタル。
「さあ、腹を 立てたり、ケンカしたり しないで 解決する 方法は あるって、分かったね。」と、ジェイクおじいちゃん。
「カードを 仕上げても いい?」と、トリスタン。
「もちろんだとも! それに しても、きれいな カードだね。きっと、家族の みんなも 喜んで くれるよ。」
教訓:
言い争ったり ケンカを しても、問題は 解決しない。おたがいに、もっと 腹が 立って しまうだけだよ。だけど、思いやりを 持つなら、問題は ずっと 簡単に 解決できるよ。
文:カチューシャ・ジュスティ 絵:アグネス・リメア 彩色:ダグ・カルダー デザイン:ロイ・エバンス掲載:マイ・ワンダー・スタジオ Copyright Ⓒ 2008年、オーロラ・プロダクションAG、スイス、不許複製
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- ジェイクおじいちゃんの お話シリーズ:海の仲間たち:クリスマスの仲良し友だち (Japanese)
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ジェイクおじいちゃんの お話シリーズ:恐竜たちのお話:クリスマス・ボックス
文:カチューシャ・ジュスティ 絵:アグネス・リメア 彩色:ダグ・カルダー デザイン:ロイ・エバンス掲載:マイ・ワンダー・スタジオ Copyright Ⓒ 2008年、オーロラ・プロダクションAG、スイス、不許複製
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ジェイクおじいちゃんの お話シリーズ:積極思考建設会社:あきずに 最後まで やりぬこう
ジェイクおじいちゃんの お話シリーズ:積極思考建設会社:あきずに 最後まで やりぬこう
ある 暖かい 春の 日の こと。ジェイクおじいちゃんと トリスタンは、庭で 草取りを したり、花を 植えたり して いました。
土曜日は、ジェイクおじいちゃんの 庭仕事の 日です。トリスタンは 学校が 休みなので、その 日は 球根や 種を 植える ことに しました。
ところが、トリスタンは 球根を 3つ 植えただけで、しばふの 上に すわりこんで しまいました。「もう あきちゃった!」
そばの 花だんに いた ジェイクおじいちゃんが 立ち上がって 言いました。「それは 残念だな。だが、チューリップの 球根は まだ 植え終えて いないぞ。」
「分かってるよ。だけど、他の ことが したく なっちゃったんだ。」
「じゃあ、球根を 植えながら、ある お話を して あげよう。」
「うん!」
積極思考建設会社が 最近 工事を している 現場の そばに、サーカスが 来て いました。大きな 黄色と 青の サーカステントを 中心に、周りには いくつもの 小さな テントが 立って いました。トラックや トレーラーや 動物の おりなども あります。サーカス団の 人たちは、ショーの 準備で 大いそがしです。
近くの 工事現場では、コンクリートミキサー車が、兄弟の コンクリートポンプ車に こんな ことを 言って いました。「ただただ ミキサーを 回して いるだけなんて、たいくつに なっちゃったよ。何か ちがう ことが したいなあ・・・。もっと 面白い ことをね。」
「ぼくもさ。ぼくが する ことと いったら、生コンを 目標に 向かって 飛ばすだけだからな。毎日毎日、そればっかりさ!」
「じゃあ、何か ちがう ことを しようよ。サーカスを 見に 行くとかさ。」と、ミキサー車が 言いました。
「そんな こと、できるかな?」と、ポンプ車。
「あっちに 行っている 間も、ぼくは ミキサーを 回し続けられるし、君は 次の 仕事が 来るまで、待って なきゃ いけないだろ。」
「それも そうだね。それに、ちょっとの 間だけだしね。行って みよう。」
サーカス会場に 行くと、山高帽を かぶって 燕尾服を 着た サーカスの 舞台監督さんが 歩き回って いました。
「やあ、君たち! サーカスを 見に 来たのかい?」と、監督の シェフィールドさんが 声を かけました。
「はい。」と、重機兄弟は 答えました。
「今日の 1回目の ショーは 今 終わったばかりなんだ。だけど、見て回って かまわないよ。」
まもなく して、ミキサー車と ポンプ車は、現場を はなれてから、もう 1時間以上 たって いる ことに 気付きました。
「いけない! 仕事に もどらないと。また 明日 来ようよ。今日 見れなかった 分が 見れるかも。」と、ポンプ車が 言いました。
「賛成。」と、ミキサー車も 言いました。
その 翌日から、2台の 重機兄弟は 毎日、短い 時間だけ、サーカス会場を 見に 行きました。
「サーカスで 働きたいなあ。今 やってる 仕事よりは、ずっと 楽しいだろうなあ。」と、ポンプ車が 言いました。
すると、トレイラーから 舞台監督の シェフィールドさんが 降りて きました。「やあ、君たち。ここ 数日の 間、よく 来てるね。サーカスで 何か やって みたいのかい?」 シェフィールドさんが クスクス 笑いながら 言いました。
「そう できたら いいんですけどねえ。」 ミキサー車が ため息を つきながら 言いました。
「こう いうのは どうかな。ポンプ君が 得意そうな ことだ。ミキサー君は それを 手伝ったら いい。」と、シェフィールドさんが 言いました。
「それって 何ですか?」 わくわくしながら、ポンプ車が たずねました。
「君の 長い 噴出口から 生コンを ふき出す 代わりに、シャボン玉溶液を タンクに 入れて、シャボン玉を ふき出すんだ。きっと、子どもたちが 大喜び するぞ! そのための 名前まで 考えたよ。『回転シャボン玉』だ。」
「それは いいですねえ。君は どう 思う、ミキサー?」 ポンプ車は 熱心そうに 言った。
「すごく いいと 思います。で、ぼくは どうやって 手伝ったら いいんですか?」と、ミキサー車。
「君は、観客を 集めるのを 手伝って くれたら いい。君たちは、すばらしい チームに なるよ。どうだい?」と、シェフィールドさんが たずねました。
「やらせて 下さい!」 2台の 重機兄弟は 声を 上げました。
「良かったら、明日からでも 始めると いい。君たちが 来る ことを、スタッフに 伝えて おくよ。」と、シェフィールドさんが 言いました。
翌朝、ポンプ車と ミキサー車は、練習のために 真っすぐ サーカス会場に 向かいました。新しい 仕事に わくわく していて、出かける ことを 現場監督さんに 伝える ことも して いませんでした。舞台監督の シェフィールドさんは シャボン玉溶液を ポンプ車の タンクに 入れて、後で もどって 来ると 言いました。
「どのくらい 大きな シャボン玉が 作れるかい?」と、ミキサー車が ポンプ車に 聞きました。
ポンプ車は、大きな シャボン玉を 作ろうと、一生けん命に ふきました。けれども、今までは、水っぽい シャボン玉溶液とは ちがって、重い 生コンを ふき出すのに なれて いたので、シャボン玉は 何千もの 細かい あわに なって ふき出るばかりで、辺り一帯が あわだらけに なって しまいました。
「今のは だめだね。もう1度 やって みるよ。」 ポンプ車は クスクス 笑いながら 言いました。
そのころ 工事現場では、監督さんが、コンクリート兄弟を 見かけたか、みんなに たずねて いました。
「今朝は 2台とも、現場に 来て いません。それに、ここ 数日間は、しばしば どこかに 出かけて います。」と、ドウザーが 答えました。
「一体、何を たくらんで いるんだろう。」と、監督さんは ひとり言を 言いました。「この 建物の 土台を 作り始めるのに、今、彼らが 必要なんだ。みんな、彼らを 待っている。これは まずいな! ドウザー、もし 彼らを 見かけたら、すぐに 知らせてくれ。」
「はい、分かりました。」
(何か マズい ことに 巻きこまれて いなければ いいが。) そう 思いながら、監督さんは 自分の 監督用トレイラーに 向かいました。
「ダッグス、あっちで 何が 起こって いるんだろう?」と、ミニショベルが 言いました。
「どこの ことだい?」
「サーカス会場の 方だよ。すごい あわだ。」
「うわあ、ホントに あわだらけだ! いくつかの テントや トレイラーも、あわの 中に うまってるよ。」
ポンプ車に とって、状況は ちっとも よく なっては いませんでした。どんなに 一生けん命に やっても、うまく いきません。ただただ、ものすごい 量の あわが 噴出口から ふき出てくるだけで、周りは 全部 あわだらけです。最初は ポンプ車も ミキサー車も 面白がって いましたが、やがて ミキサー車は ポンプ車に あいそを つかし、いらいら してきて 言いました。「もう いい加減に しろよ。ちゃんと やらないと。」
「一生けん命 やってるよ。だけど、うまく いかないんだよ。」
舞台監督の シェフィールドさんが 来て 言いました。「一体、何が 起こって いるんだ? ポンプ君! ミキサー君! わたしが やるようにと 言った ことと ちがうじゃ ないか!」
「ごめんなさい、シェフィールドさん。ポンプ君が シャボン玉を 作るのに 苦労しているんです。」と、ミキサー車が すまなさそうに 言いました。
シェフィールドさんは、それが おかしい ことだとは 思って いません。「ふむ、そういう ことか。悪いが、ポンプ君。君の ポンプの スイッチを 切らせて もらうよ。そこらじゅう、あわの 雨だ。みんな、めいわく している。君たちが 助けに なると 思った わたしの 考えが まちがって いたようだな。君たちは やっぱり、本来の 現場の 仕事の ほうが 合って いるようだ。残念だったな。」
ポンプ車と ミキサー車は、がっかりして、工事現場に 向かいました。通った 後には、ポタポタと 落ちた あわの 道が できて いました。
「一体、この あわは 何なんだい?」 2台が 工事現場に 着くと、ドウザーが たずねました。
「聞かないで。その 話は したく ないんだ。」 ポンプ車は 悲しそうに 言いました。
「ポンプ! ミキサー! そこに いたのか!」 監督さんです。「今日 ここに いなかったのには、いい 理由が あるんだろうな。」
「あ~、まあ・・・」 ミキサーは 口を にごしました。
ミキサー車と ポンプ車は サーカスの ことに ついて、説明しました。シェフィールドさんからの オファーや、彼らの 大失敗などを。
「今日の 仕事を おろそかに してしまって、本当に すみませんでした。サーカスで 何かを するのは、工事現場で 働くよりも ずっと 楽しいと 思ったんです。でも、何も 思い通りに いきませんでした。」と、ポンプ車が 言いました。
「分かったよ。でも、今日 君たちが いなかったから、明日の 朝は、早く 来て もらいたい。元通りの スケジュールに 間に 合わせるために、君たちの 仕事を 早く 始める 必要が あるからね。自分の 仕事を 最後まで 見とどける ことについて、良い 教訓を 学べた ことを 願うよ。」
「はい、学びました。明日朝は、早く 来ます。約束します。」と、ポンプ車が 言いました。
お話が 終わると、トリスタンが 言いました。「ぼく、チューリップの 球根、最後まで 植えるよ。終わるまで、ちゃんと 見とどける ことは 大切だからね。」
「ここが 終わったら、他の ことが できるぞ。何を したいかは、お前が 決めたら いい。」と、ジェイクおじいちゃんが 言いました。
「ありがとう。何か 楽しい ことを 考えるね。」と、トリスタンも 言いました。
教訓:仕事を 最後まで きちんと 終わらせるのは、大切な ことです。それが 自分の 好きな 仕事で なくても、最後まで 見とどけましょう。終わった 時は、満足した 気分に なれる ことでしょう。
文:カチューシャ・ジュスティ 絵:アグネス・リメア 彩色:ダグ・カルダー デザイン:ロイ・エバンス掲載:マイ・ワンダー・スタジオ Copyright Ⓒ 2008年、オーロラ・プロダクションズAG、スイス、不許複製
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ジェイクおじいちゃんの お話シリーズ:積極思考建設会社:建設仲間
文:カチューシャ・ジュスティ 絵:アグネス・リメア 彩色:ダグ・カルダー デザイン:ロイ・エバンス掲載:マイ・ワンダー・スタジオ Copyright Ⓒ 2008年、オーロラ・プロダクションズAG、スイス、不許複製
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