レベル1 思いやり アーカイブ

牧場の 仲間たちの くらし: 私達の 語る 言葉

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牧場の 仲間たちの くらし:私達の 語る 言葉

ビープビープ:

自分達の 語る 言葉が 何を 成し得るか、知ってるかい?

おたがいと 何を 話すかって ことだよ。

正しい 話し方は だれかの 1日を 明るく できるけれど、

まちがった 話し方は 心を きずつけ、おさえこんで しまうんだ。

ぼくは 仲間達と ちかい合った。

おたがい、はげみになる 話し方を しようねって。

そして、もし プライベートな ことを 聞いたなら、

それを 周りに べらべら しゃべらないってね。

相手のために 良かれと 思って プライベートな ことを

口外して しまうのかも しれないけれど、

もし それが 他の 仲間を 引き下げたり、

きずつけたり しているなら、どうなんだろう?

はげみになる 話し方で、

だれかを 輝かせて あげられる

大切な 事実を 話すのは いいんだけどね。

ぼくは 仲間達と よく、

農場で 何が 起こっているかを 話すんだ。

みんな、知りたい ことだからね。

個人的な 意見も 話したり するんだ。

だけど、だれかに ついての

興味本位の 話を 聞いたら、

兄弟姉妹を 守るためにも、

だまって いるのが 最善だよね。

シド:

ある時、ビープビープが ある話を してくれた。

プライベートな ことを 打ち明けてくれたんだ。

ビープビープには 考えるための 時間が 必要だった。

うわさ話に してほしいような ことでは なかったんだ。

ビープビープと ぼくは 親友だったけど、

とても 悲しいことが 起きてしまった。

ぼくは、聞いたことを ネコ達に 言ってしまった。

じきに、アヒル達や にわとり達にも 話してしまったんだ。

大勢が してる ことだから、

別に そう 悪くないでしょって

言うかも しれないけれど、

仲間を 気に かけているなら、

いつか こうかいするだろう。

ネコ:

本当に その通りよ。

ほこれるような ことじゃ ないわ。

最初は 楽しいかも しれないけど、やっぱり、

他の 仲間達について 上から 目線で 話すのはね。

ベニー:

ゴシップ屋に なったのは 彼らだけじゃ ない。

ぼくだって、同じことを してしまったからね。

ぼくの 場合は、ねたみに あおられてしまったんだ。

ぼくって、新入りだったでしょ。

ここで 生まれた わけでも ないし。

仲間を けなせば 気分が 晴れると 思ったんだ。

ぼくは 牧場の 仲間に はじを かかせるような

意地悪を 広めてしまった。

自分が 優越感を 感じるためにね。

だけど、こんな やり方は 泥沼だった。

スター:

不親切な 言葉は 知らず知らずの うちに

広まってしまう ものだわ。

興味本位で 何かを 言ってしまうのは たやすいこと。

それが どんなに 失礼な 言い方でもね。

ベツィ:

それって、伝染しやすい ものね。

興味本位の うわさ話を 広めてしまうのは。

話に 尾ひれが つくことも よく あるわ。

余計な 形容詞が ついたり してね。

シド:

こんな 破壊行為は もう やめなくちゃって、

みんなが 思った。

おたがいとの 友情から 来る 喜びが、

うわさ話に 夢中に なるあまり、忘れられて いたからね。

ビープビープは、ぼくたちが また 仲間同士に

もどれるようにと、進んで 取り組んでくれた。

ゴシップを 始めたのは ビープビープじゃ ないけれど、

それが 終わるようにと、行動に 出てくれたんだ。

ビープビープ:

言うべきじゃ ないことを 言い広め始めたのは

ぼくじゃ ないかも しれないけど、

それに 加わってしまった ことは 事実だし。

ぼくだって、仲間の うわさ話を 広めてしまったからね。

結局 ぼくは さびしく なって、心も いたかった。

仲間の みんなも 同じだった。

不親切な 言葉で みんなが きずついて いたから、

もう 心を 改める 時だと 思ったんだ。

ぼくは みんなを 呼び集めて、

自分の あやまちを あやまった。

みんな、おたがいに 悲しそうな 顔をして、

結局、本音を 語り合ったよ。

シド:

ぼく達は、不親切な うわさ話を

流していた ことを あやまり合った。

これからは、たがいを ささえ合う

話し方を しようって ちかったんだ。

本当の 友情が、ぼくたちの 目指す ものに なった。

仲間達が 気づかわれ、幸せなら、

おたがいに とっても いい ことなんだ。

ぼくは、仲間を 元気づけるか 悲しませるかで、

自分の 話し方の 良し悪しが 分かると 知った。

ビープビープ:

ぼく達は みんな、仲間。

人生には 仲間達が いるのが 最高さ。

おたがいについて 語る 言葉は、これからは、

友情を 取りもどし、友情を 築く 話し方に するからね。

神のみ言葉の 上に 立つ : 周りの 人を 元気づける

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神の み言葉の 上に 立つ:周りの 人を 元気づける

先生:先週 やった スペリング・テストの 結果を 配るよ。

ダレン:まちがいなし! スペリングって、簡単だもんな。

ニック:(5個も まちがえちゃった。)

先生:ダレン、自分の テストの 結果を じまんするもんじゃ ない。周りの 人たちが 気まずい 思いを するかも しれないだろ。

ダレン:イエス様、どうか ぼくが、もっと 周りの 人たちの 気持ちを 思いやれますように。

ダレン:ニック、ぼくも 君みたいに 理科が よく 分かったら いいのになぁ!

ニック:教えてあげるよ!

聖書の約束:

 へりくだった 心を もって たがいに 人を 自分より すぐれた 者と しなさい。

(口語訳聖書、ピリピ人への手紙 2:3)

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