だれもが、自分は 大切で 必要とされていると 感じる 必要がある。感謝を 示されると、人は 愛されていると 感じるものなんだ。

　ほとんどか 全く 感謝を 示されないと、人は だんだん、自分が 愛されておらず、大切でもないと 感じ始めたりする。

　すると、否定的になったり、落ちこんだり、人と 比べ合ったり しやすくなるんだ。

　感謝は、自分に 対する 否定的な 感情を げきたいする。

　心からの 愛と 感謝は、魂を 元気に 育ててくれる、水や 肥料のようだ。

　何かが 元気に 育つということは、じょうぶで 健康だということだよ！

　みんな、自分が 何らかの 面で 特別だと 感じるのが 好きだ。友だちや 家族など、顔を 会わす 人たちの 長所や すぐれた 点や、君が 感心している ことを 積極的に 感謝すれば、そう 感じさせてあげられるよ。

　周りの 人たちに 感謝の 気持ちを 表す 時間を 割くと、君も 幸せに 感じる。イエス様の 愛を 周りの 人たちに 示すことで、イエス様に 従っていると 知っているからだ。感謝を 示してもらった ほうも、愛され、必要とされていると 感じるので、うれしくなるよ。

　感謝の 気持ちを 表すのは、その 気分に なった 時に したら いいという ものではなく、たえず、そうする 必要が あるんだ。周りの 人に 感謝すれば するほど、それは もっと かんたんに なり、しまいには、それは 君の 性格の 一部に なってくるんだ。

　感謝には、最善を つくしたいと 人に 思わせる 力が ある！　たがいに 感謝し合うと、みんなが 何倍も 幸せに なるだろう。

　人生で いつも いちばん 大切なものは、愛だ。そして、感謝も 愛の 形の 一つなんだよ。

　「もし あなたがたが おたがい同士、愛をもって 接し合うなら、それによって、あなたがたが わたしに 従う 者であることを、すべての 人が 知るように なるでしょう。」（ヨハネによる福音書 13:35より）

　感謝は、ほかの 人の 良い 部分を 見る 助けに なる。心から だれかを 感謝しているなら、彼らの おかしな 行動や、自分と ちがう 物事の やり方などは、大した ことでは なくなる。彼らの すぐれた 面に 目を 向けているからだ。

　だが、感謝が 足りないと、ほかの 人の まちがいが やたらと 目に つきやすくなる。ほかの 人への 純粋な 愛と 感謝が ないと、小さな 問題が もっと 目立つからだ。

　感謝は 他の 人の 上に、前向きな 光を 投げかける。

イエス様：君は、パパや ママや 家族や 友だちを 愛してるだろう？

　でも、それを しばしば 口に 出して 言っているかい？

　人々は、自動的に 感謝されていると 知ることは ない。それを 耳で 聞かないとね！　愛していることや 感謝していることを 人に 伝える 機会を のがしては いけないよ。

　食事を 作ってくれたり、何かの やり方を 教えてくれたりなど、目に 見えることに 対して 感謝の 気持ちを 表すのは かんたんだよね。だけど、ほかの 人への 気配りや 思いやりなど、もっと 深いことについて 感謝の 気持ちを 表すことも、大切なんだ。

　何を 感謝したら いいか わかるように、ほかの 人たちのことを、もっと よく 知ることだ。彼らは 何が 好きで、何が きらいだろう？　その人にとって 大切なものは 何だろう？　いちばん ありがたく 感じるのは、どんなことだろう？　いったん だれかのことが もっと よく わかるように なれば、心から 感謝の 気持ちを 表すのも、もっと かんたんに なる。感謝は 心からの もので なくてはいけないからね。

　友だちに、ほかの 人から 聞いた その人についての 良いことを 伝える 習慣を つけなさい。だれかが ある人について 良いことを 言っているのを 聞いたら、それを その人にも 伝えるべきなんだ。その人にとって、とても はげみに なるよ。

　自分の 知らないところで、自分について だれかが すてきなことを 言っていたとか、感謝されていたって わかると、何か とても 特別なものを 感じるよね。その 小さな はげましや 感謝が、まさに その 人の １日を 明るくするのに 必要な ものだったかもしれないんだ。

イエス様：わたしは 子どもたちに、はげましの 賜物を 授けた。感謝の 気持ちを 表すことも、その 一部なんだよ。