マイ・ワンダー・スタジオ

　場面１：イエス様がエルサレムへ行くとちゅう、村の中を通ると、10人の病気の人たちがいました。

　「イエス様、先生。わたしたちをあわれんでください！」　はなれた所から、彼らは声を張り上げて言いました。

　場面２：イエス様は彼らを見ると、こう答えました。「祭司の所に行って、体を見せなさい。」

　そこで彼らは祭司の所へ向かいましたが、そのとちゅうで、彼らはいやされました。

　場面３：そのうちの一人は、自分がいやされたことに気が付き、大声で神様をほめたたえながら引き返して来ました。彼はイエス様の足元にひざまずいて、お礼を言いました。

　イエス様はその人にたずねました。「病気がいやされたのは10人でしたね。ほかの９人は、どうしたのですか？」

　場面４：「神様に感謝するためにもどって来たのは、あなただけなのですか？」と、イエス様がたずねました。

　「分かりません、先生。でも、わたしはいやされたことを、永遠にありがたく思います！」と、感謝の気持ちでいっぱいの人が答えました。

　イエス様は彼に言いました。「立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰が、あなたをいやしたのです。」

救い主が生まれた

聖書のルカによる福音書 第2章 1-20節より

場面１

語り：イエス様がお生まれになるころ、ローマ帝国の皇帝カエサル・アウグストは、ローマ帝国中の人口調査をするようにという命令を出しました。人口調査とは、どこに何人の人が住んでいるかなどを調べる調査です。

兵隊：ローマ帝国の皇帝であるカエサル・アウグストからの命令だ。国中にいるすべての人は、名前と所有物を登録せよ。すべての人は、自分の生まれ故郷へ帰って登録し、税金を払わなければならない。

場面２

語り：ヨセフの家族は、エルサレムに近いベツレヘムという小さな町で生まれました。それで、ヨセフとマリヤは、ベツレヘムへと旅立ちました。

それは、長くつかれる旅でした。それに、マリヤはもうすぐ赤ちゃんを出産しようとしていました。来る日も来る日も歩き続けて、二人はとうとう、ベツレヘムにたどり着きました。

場面３

マリヤ：ヨセフ。わたし、とてもつかれたわ！　とまる所をさがしましょうよ。

ヨセフ：そうだね、マリヤ。長い旅だったものね。部屋があるか、ここで聞いてみるよ。

ヨセフ、宿屋の主人に：ぼくたちは長い旅をしてきて、妻がとてもつかれています。とまれる部屋はありますか？

宿屋の主人：すまないのう！　最近、ベツレヘムは人でごった返していてね。大勢の人たちが登録するためにやって来ていて、空いている部屋が全然ないんだよ。

場面４

宿屋の主人：とまれそうな場所と言えば、あとは馬屋しかないなあ。わらの寝床ならあるんだが。

マリヤ：それは、ご親切に！　馬屋で構いませんわ。

場面５

ヨセフ：大したものはないけど、少なくとも休むことはできるよ。家畜がいるから、暖かいしね。

マリヤ：ヨセフ、赤ちゃんは今夜生まれると思うわ！

ヨセフ：じゃあ、準備をしよう。

場面６と７

語り：ヨセフは、この質素な場所で、マリヤのために小さなわらの寝床を用意しました。そこで、マリヤは初めての赤ちゃんであるイエス様を産んだのです。マリヤはイエス様を布にくるんで、そっと飼い葉おけに寝かせました。

マリヤ：よしよし、赤ちゃん。ゆっくりお休み。

場面８

語り：その同じ夜、町からあまり遠くない丘では、羊飼いたちが羊の番をしていました。すると、天使が現れました！

天使：おそれるな！　わたしは、良い知らせを持ってきたのだ。今夜、ベツレヘムで救い主キリストがお生まれになった。あなたがたは、布にくるまれて飼い葉おけに寝かされている赤んぼうを見つけるであろう。

場面９

語り：すると、おびただしい数の天使が空いっぱいに現れ、神様への賛美を歌いました。「天の神に栄光があるように。地上のすべての人たちには、平和があるように。」

羊飼い１：ベツレヘムに行って、赤んぼうを見てこようではないか！

羊飼い２：さあ！　早く行こう。

場面１０

語り：羊飼いたちは馬屋を見つけると、中に入りました。すると、マリヤとヨセフと赤ちゃんがいました。天使の言った通りでした。

羊飼い１：神よ、救い主を送ってくださり、わたしたちに会わせてくださったことを感謝します！

羊飼い２：今夜、救い主がお生まれになった！

マリヤ：名前はイエスよ！

ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。権威が彼の肩にある。その名は、「驚くべき指導者、力ある神、永遠の父、平和の君」と唱えられる。新共同訳聖書、イザヤ書 9:5

救い主が生まれた

聖書のルカによる福音書 第2章 1-20節より

場面１

語り：イエス様がお生まれになるころ、ローマ帝国の皇帝カエサル・アウグストは、ローマ帝国中の人口調査をするようにという命令を出しました。人口調査とは、どこに何人の人が住んでいるかなどを調べる調査です。

兵隊：ローマ帝国の皇帝であるカエサル・アウグストからの命令だ。国中にいるすべての人は、名前と所有物を登録せよ。すべての人は、自分の生まれ故郷へ帰って登録し、税金を払わなければならない。

場面２

語り：ヨセフの家族は、エルサレムに近いベツレヘムという小さな町で生まれました。それで、ヨセフとマリヤは、ベツレヘムへと旅立ちました。

それは、長くつかれる旅でした。それに、マリヤはもうすぐ赤ちゃんを出産しようとしていました。来る日も来る日も歩き続けて、二人はとうとう、ベツレヘムにたどり着きました。

場面３

マリヤ：ヨセフ。わたし、とてもつかれたわ！　とまる所をさがしましょうよ。

ヨセフ：そうだね、マリヤ。長い旅だったものね。部屋があるか、ここで聞いてみるよ。

ヨセフ、宿屋の主人に：ぼくたちは長い旅をしてきて、妻がとてもつかれています。とまれる部屋はありますか？

宿屋の主人：すまないのう！　最近、ベツレヘムは人でごった返していてね。大勢の人たちが登録するためにやって来ていて、空いている部屋が全然ないんだよ。

場面４

宿屋の主人：とまれそうな場所と言えば、あとは馬屋しかないなあ。わらの寝床ならあるんだが。

マリヤ：それは、ご親切に！　馬屋で構いませんわ。

場面５

ヨセフ：大したものはないけど、少なくとも休むことはできるよ。家畜がいるから、暖かいしね。

マリヤ：ヨセフ、赤ちゃんは今夜生まれると思うわ！

ヨセフ：じゃあ、準備をしよう。

場面６と７

語り：ヨセフは、この質素な場所で、マリヤのために小さなわらの寝床を用意しました。そこで、マリヤは初めての赤ちゃんであるイエス様を産んだのです。マリヤはイエス様を布にくるんで、そっと飼い葉おけに寝かせました。

マリヤ：よしよし、赤ちゃん。ゆっくりお休み。

場面８

語り：その同じ夜、町からあまり遠くない丘では、羊飼いたちが羊の番をしていました。すると、天使が現れました！

天使：おそれるな！　わたしは、良い知らせを持ってきたのだ。今夜、ベツレヘムで救い主キリストがお生まれになった。あなたがたは、布にくるまれて飼い葉おけに寝かされている赤んぼうを見つけるであろう。

場面９

語り：すると、おびただしい数の天使が空いっぱいに現れ、神様への賛美を歌いました。「天の神に栄光があるように。地上のすべての人たちには、平和があるように。」

羊飼い１：ベツレヘムに行って、赤んぼうを見てこようではないか！

羊飼い２：さあ！　早く行こう。

場面１０

語り：羊飼いたちは馬屋を見つけると、中に入りました。すると、マリヤとヨセフと赤ちゃんがいました。天使の言った通りでした。

羊飼い１：神よ、救い主を送ってくださり、わたしたちに会わせてくださったことを感謝します！

羊飼い２：今夜、救い主がお生まれになった！

マリヤ：名前はイエスよ！

ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。権威が彼の肩にある。その名は、「驚くべき指導者、力ある神、永遠の父、平和の君」と唱えられる。新共同訳聖書、イザヤ書 9:5