教育の 家を 建てる
学びは、神様が わたしたちの 人生に 与えてくださっている 贈り物の 一つだよ。まだ 幼くて、学ぶことが たくさん ある 君たちだけじゃ なくて、君たちの 両親や、おじいちゃん、おばあちゃん、それに ほかの 大人たちだって、毎日の 暮らしや 仕事で 役立つ 知識や 新しい スキルを 身に 付けるために、学び続けているんだ。
若いうちは、学ぶことが たくさん あるから、多くの 時間を 勉強に 費やす。
それは、国語、書き方、算数、理科、社会の 知識や、図工 その他の 実技なんかも しっかりと 身に 付けるためだよ。
それから、神様の み言葉や、将来 役に 立つ 外国語も 勉強するよね。
それは、教育の 家を 建てるような ものなんだ。
家は、いきなり 建つものじゃ ないよね。
家を 建てるには、根気強さと 勤勉さが 大いに 必要だ。
一例を あげよう。レンガの 家は、レンガと レンガの 間に モルタル*を ぬりこみ、1個1個 固定しながら 建てていく。それを 何度も 何度も くり返していくと、ついに 家の 壁が 全部 出来上がるんだ。
* モルタル:砂と 水に、セメントか 石灰(石灰岩から 作られる)を 混ぜて 作る。一度 かわくと、石のように かたくなる。建築現場で、レンガや 石などを くっつけて 固めるために 使われる。
教育の 家には、様々な 壁が ある。その 壁は、レンガを 一つずつ 重ねて 作るんだよ。
家を 建てるのに、近道なんて ものは ないんだ。ただ、コツコツと 勉強しなくちゃ いけないんだよ。
そうしていると、いつか ステキな 家が 建つ。何年も コツコツと 働いて 建てた、じょうぶな 家がね。
今 コツコツと 勉強していれば、将来は わくわくするような 新しいことが 学べるよ。楽しくて 役に 立つ 新しい 部屋や バルコニー、それに 遊び場なんかを 増築できるんだ。つまり、君の 人生を もっと 有意義な ものに してくれる、新しい 技術を 身に 付けられるって ことだよ。
今から、一生の間 使えるように なる、じょうぶな 教育の 家を 準備しておこう。そうすれば、後から 付け足していくことも できるしね!
楽しく 勉強してね!