祈りの 大切な 要素
祈る 時に、何と 祈ったら 神様に 答えて もらえるんだろうって 思うことは あるかな? 使徒パウロは、このように 書き記しているよ。「何事も 思いわずらっては ならない。ただ、事ごとに、感謝を もって 祈りと 願いとを ささげ、あなたがたの 求める ところを 神に 申し上げるが よい。そうすれば、人知では とうてい 測り知ることの できない 神の 平安が、あなたがたの 心と 思いとを、キリスト・イエスに あって 守るで あろう。」*1*
パウロは、祈りの 大切な 要素を いくつか 説明してくれている。まず、必要な ものが ある 時には、祈って それを 神様に 伝え、助けを 求めること。そして、今までにも 神様が 数々の 方法で 助けて下さった ことを 感謝すること。だから、神様の み手に 委ねるなら、何も 心配する ことは ないと 知ること。
祈りの 答えが、必ずしも 自分達の 望んだ 通りでは なかったと しても、各々の 状況で 何が 私達にとって 最善かを 神様は ご存じだと 思い出す ことが 大切だよ。神様は 私達の 世話を して下さるし、長い 目で 見て、何が 私達に 最高の 喜びと 最善の 結果を もたらすかを ご存じだ。たとえ 私達には よく 理解できないような 答えだったと しても、とにかく 神様が 私達の 祈りに 答えて下さる ことを 感謝するなら、私達は、神様が ご自分の 子供である 私達を 愛し 世話して下さる ことを 信じ、感謝している ことを 言い表して いるんだ。
だから、祈る 時には、以下の 点を 覚えておこう:
● 気がかりな ことや お願いしたい ことを 神様に 伝え、助けと 導きを 求める。
● 賛美と 感謝を、祈りの 一部に する。
● いったん 神様に 祈りの リクエストを 伝えたら、それは すでに 神様の み手の 内に あるのだから、もう 心配しない。それでも まだ 何か 気に なる ことが あったら、もう1度 祈って、それも 神様に 伝えよう。
君自身か、君の 知り合いに、何か 必要な ものは あるかな? そのことで 心配したり なやんだり せず、祈って 神様に 委ねよう。その後は、感謝の 気持ちを 伝えるのを お忘れなく!
脚注:
*1* 口語訳聖書、ピリピ人への 手紙 4:6-7
文:エバン・カレン 絵:ディディエ・マーティン デザイン:ロイ・エバンス出版:マイ・ワンダー・スタジオ Copyright © 2021年、ファミリーインターナショナル