マイ・ワンダー・スタジオ
世話してくれる 人を 感謝する
水曜日, 5月 23, 2018

世話してくれる 人を 感謝する

 私と、私の 友だちが 経験した 出来事を 話します。このことは、私たちを 世話してくれる 大人の 人たちに 対して、もっと 思いやりと 理解を 持つという 教訓を 教えてくれました。

エイミー:コヒーラが、学んだことを、みんなに 話したいそうよ。世話してくれる 大人の 人たちの 身に なって 考えることの 大切さについてですって。

コヒーラ:ありがとうございます、エイミーさん! 私たち 子供たちは、大人の 人たちが 私たちを 世話してくれるのは 当たり前だと 思ってしまいます。子供には 世話してくれる 人が 必要だからです。でも、私たちが 大人の 人の 気持ちを 思いやるのは、大切な ことです。

女の子:ディワンさんの 奥さんが 作ってくれるって 言ってた おやつは、どうしちゃったのかしら?

コヒーラ:忘れちゃったんじゃ ないかしら。

男の子:そうだね、忘れちゃったんだよ。だから、また おかゆさ!

エイミー:みんな、ディワンさんが、説明したい ことが あるそうよ。

ディワンさん:先週、君たちのために 妻が おいしい おやつを 作ってくれると 約束したのを 覚えているかね? 私たちは そのために、材料の 砂糖と クリームと ナッツを 買った。妻も、君たちのために おやつを 作れるって、わくわくしていたんだ! ところが、思いがけない ことが 起きてね。妻は、鍋に ヒビが 入っている ことに 気付かず、そのまま 材料を 入れて 煮始めた。すると、ヒビ割れが もっと 大きくなって、甘くて おいしい 中身が、全部 流れ出てしまったんだ!

エイミー:あなたたちは 仲間同士で、約束の おやつが もらえなかったって、グチを こぼしていたわね。だけど、ディワンさんの 奥さんも、お鍋が 割れたことで、とっても がっかりしたの。あなたたちに 特別な おやつを 作ってあげられるって、楽しみに していたんだもの。

ディワンさん:君たちが がっかりしたのは もっともだ。だけど、また 作ってあげるからね。

 私たちは、ディワンさんたちの ことで グチを 言った ことを、恥ずかしく 思いました。そして、ディワンさんの 奥さんの ことを 気の毒に 思いました。

 子供は、自分たちの 必要な ものや ほしい ものの ことばかりに 気を 取られて、私たちのために 一生けん命 働いてくれている 人たちの 気持ちを 忘れてしまう ことが あります。

 このことが あってから、私たちは、私たちを 世話してくれる 人たちの 身に なって 考えようと 決心しました。

コヒーラ:その夜、私は ベッドに 入ると、私たちのために 本当に たくさんの ことを してくれる 大人の 人たちを、神様に 感謝しました!

 それから 1週間くらい たって、エイミーさんが、サプライズが あると 言って、私たちを 呼び集めました。

 すると、ディワンさんたちが、おいしい おやつが 山盛りに なった トレーを 持って、そこに 立っていたのです!

 この お話から、一生けん命 私たちを 世話し、必要な 物を 与えてくれる お父さんや お母さんや その他の 大人の 人たちに、もっと 感謝の 気持ちを 表す 必要が あることが 分かりますね。

 以下は、あなたの 世話を してくれる お父さんや お母さんや 先生や その他の 大人の 人たちのために 祈ってあげると いい 祈りです。「あなた」の 部分に、大人の 人の 名前を 入れて、祈ってみましょう。

 「主が あなたを 祝福し、あなたを 守られますように。主が 御顔を あなたに 照らし、あなたを 恵まれますように。主が 御顔を あなたに 向け、あなたに 平安を 与えられますように。」(新改訳聖書、民数記 6:24-26)

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タグ: 感謝の心, あわれみ