シャドーボックス:使徒行伝:ろうやの とびらと 番人の 心
(使徒行伝 第16章 9-40節)
ある時、パウロは 幻を 見ました。マケドニヤに 来て、人々に イエス様のことを 教えてほしいと 招かれる 幻でした。そこで、パウロと シラスは マケドニヤの ピリピへ 行きました。
そこで 会った ルデヤという 名前の 女の 人は、パウロが 教えた ことを 信じ、まもなく 彼女も その 家族も、バプテスマを 受けました。
ピリピには、悪い 霊に とりつかれた どれいの 少女が いました。占いを して、主人に お金を もうけさせて いたのです。その 少女が、パウロと シラスに ついて来ては、二人を こまらせて いました。そこで パウロは、その 悪い 霊に 彼女から 出て行くようにと、イエスの 御名で 命じました。すると 少女の 主人は おこって、パウロと シラスを つかまえ、役人に 引き渡して ろうやに 入れさせて しまいました。
真夜中ごろ、パウロと シラスは、神様に 祈ったり、賛美の 歌を 歌ったり していました。ほかの 囚人たちは それに 聞き入っていました。すると とつ然、大地震が 起こって、ろうやの とびらが 全部 開き、囚人たちが つながれていた くさりも 全部、はずれて しまいました。ろうやの 番人は、囚人たちが にげてしまったのでは ないかと、非常に おそろしく なりました。けれども パウロは、だれも にげて いないと 言って、番人を 安心させました。
ほっとした 番人は、イエス様について パウロが 教えてくれる ことに 耳を かたむけました。そして、番人も その 家族も、イエス様を 信じたのです。
次の日、パウロと シラスは、ろうやから 出されたのでした。