聖書時代の 町：エマオの 村

エマオは、エルサレムから 約11キロメートル西に あった、小さな 町です。

エマオが 聖書に 出てくるのは、イエス様の 二人の 弟子達の 話から 始まる 場面です。弟子達は、イエス様が 亡くなられたばかりか、その 体が 消えて なくなったと 聞いて、失意に くれていました。その時 二人は、エルサレムを 後に して、エマオの 村に 向かって 歩いていました。

その とちゅうで、二人は 見知らぬ 人に 出会い、その 人は、イエス様について 聖書に 書かれている ことを 説明してくれます。この 人は 二人に、モーセの書や 預言書から、いろいろと 教えてくれました。エマオの 村に 近づくと、もう おそい 時間だったので、二人は いっしょに とまるようにと イエス様を 招きました。

座って 食事を 始めると、その 見知らぬ 人は パンを 手に 取り、祝福して、それを 割きました。その 瞬間、弟子達は、その 人が イエス様だと 気付きました。二人は すぐさま、他の 弟子達に 良い 知らせを 伝えるため、エルサレムに 戻ったのでした。*1*

脚注

*1* ルカによる 福音書 24:13-35