レベル2の学習プラン:聖書の偉人:エステル
保護者や先生の方々へ:エステルについてのこの学習プラン(何回かに分けてもいいでしょう)では、以下のポイントを学習します。
□ 聖書の偉人の生き方について、くわしく学ぶ。
□ 恐れや、とうてい克服できそうにない困難に直面した時に、勇気ある行動をした歴史上の人物について学ぶ。
□ 正義とは、公正かつ平等であり、良い行いには良く報い、悪には罰を下すこと、また、誤りを正すために自分の最善をつくして信念を貫くことでもあることを、理解する。
「聖書の偉人:女王エステル」を読む。
「聖書の冒険物語:エステル物語」の第1部を読む。
以下の史実や、エステル物語の歴史的な背景について、調べてみよう。
□ エステル記は、紀元前483-473年の10年間の出来事について書かれている。
□ エステル記は、現在のイランに当たる地域での話。地図か地球儀で、イランがどこにあるかを確認する。グーグル・マップでイランを探してもよい。
□ アハシュエロス王は、ギリシャ語の名前であるクセルクセス王としても知られている。
□ 古代ペルシャ文明やペルシャ帝国について、身近に子供向けの資料があれば、読んでみる。
「聖書の冒険物語:エステル物語」の第2部を読む。
神は、御自身の計画を実現するために、政府の人物を用いられることについて、話し合ってみる。聖書に登場する人物で、王妃エステルも含め、外国政府の地位に就いて神の御心を行った人を7人言えるか、子供達に聞いてみる。(答え:王妃エステル、ダニエル、ヨセフ、ネヘミヤ、シャデラク、メシャク、アベデネゴ)。私達がどこにいても、神は私達の1人1人を用いることができる。コリント人への第一の手紙7:20を読んでみよう。「各自は、召されたままの状態にとどまっているべきである。」(口語訳聖書)
「聖書の冒険物語:エステル物語」の第3部を読む。
正しいことをするのは時に困難であることについて、話し合う。王妃エステルも、当時おそらくは20歳前後という若さで、同胞の命乞いをするために王に会いに行くのは、自分の地位や命を失う危険性を伴うことを承知していた。そこでエステルは3日間断食をし、同胞にも同じようにするよう求めた。この計画を実行するには、自分一人では持ち得ないほどの勇気を要すると知っていたからだ。私達も、勇気を要する行いを求められる時、正しい決断ができるよう、祈りを通して神に助けを求め、周りの人達にも祈ってもらうことができる。
「聖書の偉人のぬり絵:女王エステル」をする。
「聖書の偉人クイズ:エステル」をする。
寄稿:マイ・ワンダー・スタジオ・スタッフCopyright © 2013年、ファミリーインターナショナル