聖書の偉人:ネヘミヤ
名前の意味:「主のなぐさめ」
知っていたかな? ネヘミヤは、ペルシャのアルタシャスタ王の給仕役だったんだ。昔は、給仕役と言えば、たいてい、王の宮廷では非常に信頼されている、位の高い役職だった。宮廷への陰謀に対抗するため、給仕役はしばしば、王に献上されたワインや食べ物の毒見をした。ネヘミヤは、王の宮廷内で信頼される人物だった。だから王様は、ネヘミヤがエルサレムの城壁を再建するために望むことはすべて、自由にさせてあげたんだよ。
驚くべき事実:エルサレムの城壁を再建するのに要した日数は52日だったけれど、それはネヘミヤだけでやったのではなく、熟練した労働者以外にも、工事に無関係の職業や技術を持つユダヤ人達(製香者や羊飼いや、さらには祭司まで)が協力してくれたんだ。ネヘミヤ記の第3章には、エルサレムの城壁の再建に参加した人達の名前が書かれているよ。
彼のすごい所:ネヘミヤは、祖先の町の荒れ果てた様子に深く心を痛めていたけれど、それを見過ごしにはしなかったということ! 彼は計画を立て、実行した。神様が自分にするようにと示された重要な仕事を、誰にも邪魔させなかったんだ。嘲笑され、脅迫されながらも、彼は着々と仕事を進めた。一方の手では城壁を築く人達を導き、もう一方の手では剣を持って、工事を進めたんだよ。
君にもできる:神様のための行動を起こすため、神様に、心に語りかけてもらおう。
文:R.A.ワターソン 絵:マイク・クローム デザイン:ロイ・エバンス出版:マイ・ワンダー・スタジオ Copyright © 2022年、ファミリーインターナショナル