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そのすべての核心にあるもの、No.4:神様は、どうして私達を造られたのか?
金曜日, 11月 21, 2014

そのすべての核心にあるもの、No.4:神様は、どうして私達を造られたのか?

 神様は、どうして人間を造られたのか、その目的は何なのだろうと思ったことはありますか? 聖書には、神様が御自身の栄光のために人間を造られたと書かれています。「すべてわが名をもってとなえられる者をこさせよ。わたしは彼らをわが栄光のために創造し、これを造り、これを仕立てた。」(口語訳聖書、イザヤ書43:7)

 このシンプルな宣言が、私達の人生が神の栄光を表すためであることを言い表しています。では、神の栄光を表すとは、どういうことでしょうか? ここで使われている「栄光」とは、神様に帰すべき誉れや賛美のことです。御言葉には、私達は何をするにも、神の栄光のためにするべきであると書かれています。また、体と霊をもって神に栄光を帰すようにとも書かれています。

 だから、飲むにも食べるにも、また何事をするにも、すべて神の栄光のためにすべきである。(口語訳聖書、コリント人への第一の手紙10:31)

あなたがたは、代価を払って買いとられたのだ。それだから、神のものである自分のからだと霊とをもって、神の栄光をあらわしなさい。(英語新欽定訳聖書、コリント人への第一の手紙6:20)

 聖書には、体と霊とをもって神の栄光をあらわしなさいと書かれています。それは、私達の存在そのものによって、内面的にも外面的にも、物質的にも精神的にも、神の栄光をあらわすようにという、助言なのです。

 それには、どんな方法があるでしょうか?

 内面的な生活で神の栄光をあらわすには・・・

 ・神様について考える。神様の性質や、神様がして下さったことを考える。

 ・神様の愛と、その力について考える。

 ・神様の、想像を絶するような素晴らしくて美しい被造物を見て、称賛する。

 ・神様がすべての人に示して下さった、善意と愛を感謝する。

 ・神様が救いを通して私達に下さった恵みとあわれみに、畏敬の念を抱く。

 ・十字架にかかって下さったイエス様の犠牲を通して、私達が神様の家族の一員になれたことを喜ぶ。

 ・聖霊が私達の内に宿って下さるという素晴らしさを、謙虚な気持ちで感謝する。

 ・神様が人格を持った存在であると知り、私達が個人的に神様と関わることを望んでおられることを理解する。

 ・神様に感謝を表し、祈りを通して神様と交わり、様々な手段で語りかけて下さる神の声に耳を傾ける。

 ・神様がどんなにすごくて素晴らしくて愛にあふれる方であるかを知り、神様を賛美して、称賛と感謝と畏敬と愛を表す。

 ・神が神であること、またそれが何を意味しているのかをいつも覚えていることで、神の栄光をあらわす。つまり、神は私達を造られた至高の存在で、私達やその他あらゆるものについての全てを知っておられ、それほども威厳のある方でありながら、私達を愛し、個人的な関係を持ちたいと望んでおられるということ。

 イエス様は、一番大切な戒めは何か、つまり、人間が人生で行うべき一番大切なことは何かとたずねられた時、こう答えられました。「心をつくし、精神をつくし、思いをつくし、力をつくして、主なるあなたの神を愛せよ。」(口語訳聖書、マルコによる福音書12:30)

 外面的な生活で神の栄光をあらわすには・・・

 ・神の御言葉に書かれている行動規範に従う。

 ・祈りを通して神様の導きを求め、神様が示して下さったことを実行する。

 ・神の愛と、御言葉に書かれている原則を反映するような暮らし方をする。周りの人達との接し方や、御言葉に沿った暮らし方は、それを見る人達に良い影響を与える。人々が私達の行いを見て神様の愛を感じることができるなら、それは神様に栄光を帰すことになる。

 ・困っている人達に助けの手を差し伸べる。自分自身を与えることで、他の人達に神様の愛と気遣いを示す。

 ・自分や他の人達のために、祈って神様に助けを求める。神様に約束を果たして下さるよう求めたり、神様に導きを求めたりする時、私達は、神様の世話と気遣い、御言葉の真実性や、神の約束を信じていることを認めていることになる。

 ・神様に自分の過ちを告白する。自分が間違いを犯し、神のゆるしが必要だと認めることは、神様に栄誉を帰すことになる。

 ・自分を愛するように隣人を愛し、人からして欲しいと望むことを人にしてあげる。行いと真実をもって愛を示す。

 神様の栄光をあらわす人々には、祝福があります。

 あなたはいのちの道をわたしに示される。あなたの前には満ちあふれる喜びがあり、あなたの右には、とこしえにもろもろの楽しみがある。(口語訳聖書、詩篇16:11)

 すべて主をおそれ、主の道に歩む者はさいわいである。あなたは自分の手の勤労の実を食べ、幸福で、かつ安らかであろう。(口語訳聖書、詩篇128:1-2)

 隠れた事を見ておられるあなたの父は、報いてくださるであろう。(口語訳聖書、マタイによる福音書6:6)

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タグ: 主との関係, 神, そのすべての核心にあるもの, 人間らしさ