神様の 助けが あれば
君は 今までに、自分には むずかしすぎるように 思える チャレンジに 直面したことが あるかな? そういう時、君の パパや ママには、イエス様に 助けを 求めたら いいって 言われたかもね。だけど、君は こう 思うかも。(本当に イエス様は、こういう 技能を ぼくが 学ぶのを 助けられるのかなぁ?)とか、(イエス様は どうやって、ぼくが 新しい 学校で 友だちを 作るのを 助けられるんだろう?)とかね。
聖書の 最初の 書である 創世記*1*には、ノアが 神様に、非常に むずかしいことを するようにと 求められた お話が 書かれているよ。ノアは、どうやって それを したんだろう?
ノア:神様に 耳を かたむける 時間を 取ったからこそ、神様は わたしに 箱舟の 造り方を 教えてくださることが できたのじゃ。
神様は ノアに、これから 全世界に 大きな 洪水を もたらそうと していることを 告げた。ノアは、神様に 従いたい、自分の 家族を 救いたい、と 思った。それで、神様の 指示を しっかり 聞いて、従うことが 大切だと わかっていたんだ。
ノアは、今までに 大きな 船という ものを 見たことが なかったし、自分の 家族と、いっしょに 連れて行くようにと 神様が 言われた 動物たち みんなを 乗せるのに 十分 大きな 箱舟は、つくりが 複雑だった。だから、ノアにとって、神様に 耳を かたむけ、指示を 受け取るのは、最高に 大切な ことだったんだ。
ノアが 神様に 耳を かたむける 時間を 取ると、神様は ノアに、船を 造るのに 最善の 資材は 何かを 教え、箱舟の 造り方の 指示を 与えてくださった。どんな 留め具を 使ったら いいかや、箱舟を 防水に するために 何を 使ったら いいかまで、教えてくださったんだよ。
こういった 細々とした 事がらは、ノアが 箱舟の 造り方を 神様に 聞く 時間を 取ったからこそ、教えてもらえたんだよ。
もし ノアが 落ちこんで、神様が 彼を 助けてくださると 信じなかったら、どう なっていただろう?
または、ノアが 洪水が 来るのを あまりにも 心配し、大あわてで、神様の 具体的な 指示も 聞かないで 箱舟を 造り上げようと していたなら、どうだろう? もし ノアが そうしていたなら、物事が うまくいったか どうかは 疑わしいよね。
きっと、そうやって 造られた 船の 構造は、洪水から 発生した 大きな 波に たえられるほど じょうぶでは なかっただろうし、防水にも なっていなかっただろうからね。
それに、もし ノアが、神様が 船に 乗せるようにと 言われた 動物たちを 入れるための 部屋を、それぞれの 必要に 合わせて 造るための 具体的な 指示を 神様から 聞く 時間を 取っていなかったら、動物たちを 船に 入れることも できなかっただろうね。
物事を 正しく やるためには、時間と 祈りが 必要だった。神様に 耳を かたむけ、いただいた 指示を 注意深く 記録するためにはね。だけど、ノアが 神様の 指示に 従ったおかげで、彼の 家族と 動物たちは、助かったんだよ。
毎日の 生活の 中で 新しい チャレンジに 直面したら、ノアの 良い お手本を 見習おう。神様の み言葉を 読み、それを 通して 神様が 君の 心に 語りかける 声に、耳を かたむけよう。
イエス様は、君の 世話を し、どうしたらいいか、道を 示してくださるよ。イエス様は 君の 先を 進んでおられ、どうしたら、主に 助けてもらいながら 目標に 到達できるか、教えてくださるからね。
脚注:
*1* ノアと 箱舟の くわしい お話は、創世記の 第6章から 第8章の 22節に のっているよ。読んでみてね。