イエス様、バプテスマを 受ける

　イエス様が 30才に なったころ、神様は バプテスマの ヨハネ（イエス様の いとこ）を ユダヤの 人々の もとに 送って、神様の み子が 来られるから、罪を くい改めて バプテスマを 受け、心を 備えるようにと、人々に 宣べ伝えさせた。

　ヨハネは、ラクダの 毛から 作られた 衣を 身に まとい、荒野で 暮らしていた。そして、ヨルダン川の ほとりで 説教していたんだよ。

　人々は、神様からの ゆるしを 求めて やって来た。ヨハネは 川の 中で 人々に バプテスマを 授けていたけど、それは、霊が 洗い清められることを 表しているんだ。

　ある日、イエス様が バプテスマを 授けてもらうために、ヨハネの もとへ やって来られた。そして イエス様が 水から 上がると、天から 神様の 声が 聞こえてきたんだよ。「あなたは わたしの 愛する 子だ。」ってね。すると、聖霊が ハトのように 天から 下って来て、イエス様の 上に 留まったんだよ。

　この お話の くわしい ことは、ルカによる 福音書の 3:1-22か、ヨハネによる 福音書の 1:19-34か、マルコによる 福音書の 1:1-11か、マタイによる 福音書の 3:1-17で 読んでね。