男の子：でも、それが どうして イエス様への 誕生プレゼントに なるんですか？

　イエス：わたしは、みんなの ことを 心から 気づかっている。だから、みんなが 幸せで、わたしの 愛を 知る チャンスを もらえると、とても うれしくなるんだ。君は わたしを 知っていて、心の 中に わたしの 愛を 持っているから、周りの 人たちに わたしの 愛を 伝えてもらうには、うってつけの 人なんだよ。

　男の子：つまり、人に 親切に してあげれば いいんですか？

　イエス：そうだよ。それも 人の 助けに なる ことだからね。だけど、そこで やめてしまう ことは ない。人のために 祈る ことだって、君が あげられる 特別な おくり物だよ。その プレゼントは、ひみつの 時も ある。みんな、君が 祈ってくれていると 知っている わけじゃ ないからね。でも、それを 知っていても 知らなくても、プレゼントに なる。わたしが 君の 祈りに 答えてあげるからだよ。

　ハグを あげたり、親切に したり、感謝を 示したり、思いやりを 持つ ことなどは 全部、ほかの 人の ことを 考え、わたしの 誕生日に わたしの 愛を 表すための 方法だよ。それは わたしにとって、すてきな プレゼントだ！

　女の子：という ことは、もし わたしが 喜んで 雑用を やったり、だれかを 手伝ってあげたり するなら、それも、イエス様に 誕生プレゼントを あげているっていう ことですか？

　イエス：ある 意味では、そうだよ。特に、それを わたしのために してくれているならね。

　「わたしの 兄弟である この 最も 小さい 者の 一人に したのは、わたしに してくれた ことなのである。」（新共同訳聖書、マタイによる 福音書 25:40）

　男の子：「わたしに」って？

　イエス：つまりね、まるで 君の 前に いるのが わたしで あるかのように 親切を するという ことだよ。

　男の子：そうか！　ほかの 人よりも、イエス様に 親切を しているって 考えるほうが、簡単ですよね。それだと、本当に イエス様に おくり物を しているって 思えるし。

　イエス：ほかの 人への 親切が わたしへの おくり物だとは 考えにくいかも しれないけれど、本当に そうなんだよ。君が だれかに してあげる 心からの 親切の 一つ 一つを、わたしは そんな ふうに 見ているんだ。わたしへの 個人的な おくり物としてね。だから、わたしの 誕生日に そんな プレゼントを もらえば もらうほど、わたしは もっと うれしくなるんだ。何たって、みんなが 幸せで 愛されているのを 見るのが、わたしは 大好きだから。

　女の子：わたしたちは、ベストを つくしたいです。だって、イエス様は わたしたちの 最高の 友だちですもの。イエス様の 誕生日には、イエス様を 喜ばせたいんです。

　イエス様：ありがとう！　感謝するよ。だけど、わたしを 喜ばせようと して、やっきに ならなくて いいからね。君たちが この 特別な 季節に わたしの ことを 考えてくれ、心からの おくり物を しようと 最善を 努めていると 知っているだけでも、わたしには 測り知れないほどの 幸せを もたらしてくれるのだから。

　一つ一つの おくり物を、全部 感謝しているよ。大きいのも、小さいのもね。もう すでに、楽しさいっぱいの 幸せな 誕生日が 待っている 予感が するよ。わたしの 誕生日を 特別に しようと がんばっている 君たちの おかげだ。

一つ一つの おくり物を、全部 感謝しているよ！

人のために 祈る

思いやりを 持つ

快活に ふるまう

ハグや キスを する

親切を する

お手伝いを する