おろかな 金持ち
ルカによる 福音書 12:16-21より
おろかな 金持ち:食べきれないほどの 豊作だぞ。
おろかな 金持ち:作物を しまっておく 場所が ないな。ほかの 者に あげたくは ないし。そうだ、こう しよう。もっと 大きな 倉を 建てれば いいんだ! そうすれば、全部の 作物を 自分だけのために 取っておけるぞ!
聖書は、ほかの 人の 助けに なるようにと 教えています。それが、神様が 祝福される ことです。
「ほどこし散らして、なお 富を 増す 人が あり、与えるべき ものを おしんで、かえって 貧しくなる 者が ある。」(口語訳聖書、箴言 11:24)
けれども この人は、自分では 食べきれない 作物も 全部、ためこんで しまいました。
「自分のために たくわえても、神を 愛し、ほかの 人たちを 助けるようにとの 神の 呼びかけに 応じない 者は、それと 同じです。」(ルカによる福音書 12:21参照)
おろかな 金持ち:これからは、人生を 満喫するぞ! もう 2度と 働かなくて いいんだ。
神様:だが、あなたは すぐ 死ぬだろう。そうしたら、あなたが ためこんだ 物は、だれの 物に なるのか?
この人は、豊作で 得た 余分な 作物を、どうすれば よかったと 思いますか?
「貧しい 者を あわれむ 者は 主に 貸すのだ、その ほどこしは 主が つぐなわれる。」(口語訳聖書、箴言 19:17)