かご
ある休日
お母さん:モンタナさんが、彼女の 運営している 老人ホームで ショーを しないかって、さそって下さったのよ。
デリック:うわーい!
トラビス:楽しそう!
お母さん:ショーの 後、あなた達が 作った、元気の言葉カードを お客さん達に 配ると いいわって。
ベラ:私達が 作った かごに 入れて 持って 行ったら いいわね。
しばらくして
デリック:それ、ぼくの!
トラビス:ちがうよ、これは ぼくが 使うために 作ったんだ。
デリック:ぼくのために 作ってくれたんでしょ!
トラビス:それは、こっちだよ。
デリック:だけど、こわれてるじゃ ないか!
お母さん:デリック、こわれた かごを 持ってきて。いっしょに 直しましょう。
デリック:だけど、トラビスが 自分のために 作った やつの 方が いいじゃ ないか! ずるいよ。いい 方を くれるべきでしょ。
トラビス:分かったよ。それ、使って いいから! ぼくは これを 直すよ。
お母さん:いっしょに 祈りましょうか。自分達の 間で 言い争って いては、他の 人達を 幸せに する ことは できないわ。
お父さん:お前たちが たがいに 腹を 立てている 時に、ショーを 見ている お客さん達は 楽しんで くれるかなぁ。
お父さん:どうしたら いいと 思う?
デリック:あやまる?
デリック:ごめん、トラビス。かごを 作ってくれて、ありがとう。
トラビス:こわれた やつは 直して、前より いいのに するよ。
デリック:イエス様、かごの ことで 不平を 言った ことを ゆるして下さい。
トラビス:利己的に なったり 腹を 立てたり した ことを ゆるして下さい。
お母さん:二人とも、ありがとう! 今から 楽しく 過ごせるわね!
トラビス:だれかのために 歌うのって、いつも 楽しいね!
デリック:終わったら、アイスクリーム 食べようよ!
ベラ:楽しそう!
お父さん:さあ、お客さんを 幸せに しに 行こう!