使徒行伝:ダマスコへの 道で
(使徒行伝 第9章 1-6節)
弟子たちは エルサレム中で イエス様について 証しし続けました。そして、大勢の 人たちが イエス様の 教えを 信じて 仲間に 加わります。けれども、イエス様を 信じなかった 宗教指導者の 中には、ねたみから、使徒たち*1*を つかまえて ろうやに 入れさせる 人たちも いました。
けれども、神様は 天使を 送って、使徒たちを ろうやから 逃がします。その お話は、こちらで 読むことが できます。→「聖書の 奇跡の 物語:天使が ろうやの 戸を 開けて 使徒たちを 逃がす」↓
宗教指導者の 一人で、サウロという パリサイ人は 非常に 腹を 立て、イエス様の 教えに 従う 者は だれでも つかまえて よいという 許可を 大祭司から 受け取り、ダマスコ(今の ダマスカス)へ 向かっていました。
ダマスコに 近づくと、突然 天から 明るい 光が サウロの 周りに 差し、サウロは 馬から 落ちてしまいます。そして、「サウロ、サウロ、なぜ わたしを 迫害するのか?」という 声を 聞きます。
「主よ、あなたは どなたですか?」と サウロが たずねると、主は 言われました。「わたしは、あなたが 迫害している イエスである。」
おそれおののきながら、サウロが たずねます。「主よ、わたしは どうしたら よいのでしょうか?」
すると 主は 言われました。「立ち上がって、ダマスコの 町へ 入って行きなさい。そうすれば、そこで あなたの なすべき 事が 告げられるであろう。」
*1* 「使徒」とは、弟子たちの 中から イエス様が 特別に 選び出した 12弟子に 与えた 名前。ルカによる 福音書 6:13を 読んでください。