使徒行伝:パウロ、アグリッパ王の 前に 立つ
(使徒行伝 第21-25章)
パウロは ツロの 町に 立ち寄り、そこでも 弟子たちと いっしょに 時間を 過ごしました。ツロの 人たちは パウロに、エルサレムへ 行くのは 危険だと しきりに 警告しました。それでも、パウロは エルサレムへ 向かう 旅を 続けました。
カイザリヤを 通った 時には、アガボという 預言者が パウロの 帯を 取り、それで 自分の 手足を しばって、エルサレムに 行けば こうなるのだと、パウロに 警告しました。それでも パウロは、イエスの み名の ためには、エルサレムで 死ぬのも 覚悟の 上だと 言ったのです。
そして ある日、パウロが エルサレムの 宮に いると、おこった 人たちが パウロを 囲み、彼を 宮から 引きずり出して、殺そうと しました。すると、ローマ兵たちが 間に 入って来て、パウロを カイザリヤの ろうやに 連れて行きました。
パウロは その 機会を 最大限に 使い、大勢の 人たちに イエス様の ことを 伝えました。その 中には、ローマ総督フェストや アグリッパ王も います。パウロを 取り調べた フェストも アグリッパ王も、パウロが 訴えられている ことに ついて 無罪であると 分かりました。
けれども、パウロが ローマ皇帝 カイザルに 上訴したので、パウロは カイザルの 法廷で 裁かれるために ローマに 送られたのでした。