マイ・ワンダー・スタジオ
牧場の 仲間たちの お話 : 水飲み場の 金魚
水曜日, 5月 13, 2015

牧場の 仲間たちの お話:水飲み場の 金魚

 わたしは 兄たちと、金魚ばちで 金魚を 飼っていました。金魚を 見るのは 楽しいものです。ある日 わたしたちは、乳牛の ベツィが 水を 飲むために 使っていた、外の 水飲み場に 金魚を 移すことに しました。

 町の 友だちが わたしたちの 牧場を 訪れると、ベツィが 水を 飲む 時に 金魚を 飲みこんで しまわないことに びっくりします。もちろん、そんなことは 起こりません。牛が 水を 飲む 時は、水面から 水を 吸い上げるように して 飲むからです。金魚に とっても、飲みこまれないように するのは 簡単なのです。

 ある冬の ことです。夜の 間に、気温が ものすごく 下がりました。それで、水飲み場の 水が こおってしまいました。兄たちと わたしは、金魚が どうなって しまったかと、納屋に かけつけました。金魚たちまでが こおってしまったのを 見て、わたしたちは 悲しく なりました。死んでしまったに ちがいないと 思ったからです。

 ベツィに 水が 必要だろうと、父は 水飲み場に 水を 流し入れました。それで、氷が 少しずつ 解けてきました。

 その後、金魚が どうなったと 思いますか? 水が 解けると、金魚は また、泳ぎ出したのです。生きていたのです!

 神様が 造られた 生き物の おどろくべき 一面でした!

 「神は 海の 大いなる 獣と、水に 群がる すべての 動く 生き物とを、種類に したがって 創造された。」(口語訳聖書、創世記 1:21)

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タグ: 牧場の仲間達のお話, 被造物, 動物とペット