この 世界に いながら 守られる
イエス様は、とらえられて 十字架に かけられる 前夜、弟子達のために 特別な 祈りを 祈って 下さいました。
イエス様:父よ、わたしが お願いするのは、彼らを 世から 取り去る ことでは なく、彼らを 悪しき 者から 守って 下さる ことです。*1*
イエス様は、弟子達が 地上で 暮らし続けなければ ならない ことを ご存じでした。人々に、神様の 愛の 素晴らしい おくり物についての 真実を 伝えるためです。それと 同時に、この 世界の 有様は 誘惑も 多く、弟子達が 神様の 愛を 人々に 伝える さまたげに なる ことも ご存じでした。ですから この 祈りでは、弟子達に 影響を 与えるような 間違った 考え方からの 保護のためにも 祈って おられたのです。
イエス様:わたしが 世の もので ないように、あなたがたも 世の ものでは ない。*2*
当時の 世界に あった 欲や 利己的な 影響から 弟子達を 守って 下さいと 祈った イエス様の 祈りは、今日の 私達の ためでも あります。
神様の 考え方の 例:
● イエス様は、自分自身と 同様に 周りの 人達を 愛するようにと 教えて おられます(マタイによる 福音書 22:39を 読んでね)。
私達は、自分と 同じく 他の 人達の 必要や 関心事も 考えます。例えば、となり人(や 友達)から、たずねないで 物を 取ったり しない ことなどです。
● イエス様は、自分を 困らせたり 傷付けたり するような ことを した 人を ゆるすようにと 教えて おられます(マタイによる 福音書 18:21-22を 読んでね)。
私達は、他の 人に 対して 根に 持つ ことを しません。
● 聖書は、金銭的な 利益からだけでは なく、愛から 生じた 行いを するようにと 教えています(テモテへの 第一の 手紙 6:17-19を 読んでね)。
私達は、自分達だけが 得するような ことには 心を 注ぎません。自分の 生活だけでは なく、他の 人達の 益にも なる ことを 考えます。
● 聖書は、神様が いつも 私達の 世話を して 下さると 教えています(ペテロの 第一の 手紙 5:7を 読んでね)。
私達は、暮らしを おびやかすような 状況への 恐れに 心を 向けるのでは なく、イエス様と 神様の 愛に 信頼します。
イエス様が 教えて 下さった 愛に 基づいた 生き方は、私達が 利己的で 不親切な 暮らし方に 陥ることの ないよう 守ってくれます。
さらに、イエス様は こう 祈りました。「真理によって 彼らを 聖別して下さい。」(口語訳聖書、ヨハネによる 福音書 17:17)
男の子:イエス様、あなたの み言葉の 真理で ぼくの 考え方を 清めて下さる ことを 感謝します。*3*
女の子:イエス様と 話すのが 大好きです!
聖書を 読み、祈って イエス様と 会話すると、神様の 教えに 基づいた 生活を するのに 必要な 導きや 力を 得られます。イエス様と 時間を 過ごすと、毎日の 暮らしから 受ける 悪い 影響を 清めて もらえるのです。
イエス様に 近いなら、イエス様の 喜びと 愛と 思いやりを、世界中の 人々に もたらす ことが できます!
女の子:行きましょう!
男の子:イエス様が ご自分の 子供達に 下さる 素晴らしい 人生を 探検してるんだ!
脚注:
*1* ヨハネによる 福音書 17:15 参照
*2* ヨハネによる 福音書 17:16 参照
*3* ヨハネによる 福音書 17:17 参照