助言を 求めよう
お父さんと サムと ケイティは、湖に 行きました。
お父さん:みんな、何を したい?
サム:つりを してる おじさん達を 見るのも いいね。(ボートが あったらなぁ!)
「勧めを 聞き、教訓を うけよ、そうすれば、ついには 知恵ある 者と なる。」(口語訳聖書、箴言 19:20)
お父さん:おはよう ございます! 魚は つれて いますか?
釣り人:ああ、調子 いいよ!
サム:(あっ、ちょうど いい 所に ボートが あるぞ! だれのかな。)
サム:(ちょっと 借りるだけなら、持ち主も 気付かないよね。)
お父さん:サムは どこだい?
ケイティ:(あ~!)
サム:やあ、魚は つれてるかい?
お父さん:(何て ことだ! だれの ボートに 乗ってるんだ?)
お父さん:(ボートが かたむいてるぞ!)
お父さん:サム、だいじょうぶか?
サム:お父さん、ごめんなさい!
「計画は 相談しなければ ざせつし、多くの 助言が あれば 実現する。」(聖書協会共同訳聖書、箴言 15:22)
アヒルのお母さん:みんな、サムは どんな まちがいを したの?
アヒルの子:持ち主に 聞かないで ボートを 使うべきじゃ なかったわ。
アヒルの子:何かを する 前に、お父さんに 相談するべきだったね。
その後、サムは 湖の ほとりに すわって、イエス様と 話しました。
イエス様:新しい ことを やってみたいと 思うのは、自然な ことだ。ボートで 湖に 乗り出す こともね。だけど、もし あれが 君の ボートだと して、だれかが 何も 言わずに 勝手に 使ったら、どう 思う? 無断で 借りるのは、ぬすむ ことと 似ているよね。
サム:お父さんに 相談するべきでした。
イエス様:そうだね! 君の ご両親は、君の 世話を し、君が 最善の ことを するように 教え導く 責任が あるからね。
お父さん:ねぇ、サム! つりを している おじさんが、君も いっしょに やってみたいかって!
サム:楽しそう!
お父さん:ボートの 持ち主にも 会ったよ。明日、ボートに 乗せてくれるって。
釣り人:もう ちょっとの ところで のがしてしまった 大きな 魚の 話、聞きたいかい?
「無知な 者の 目には 自分の 道が まっすぐに 映る。知恵ある 人は 忠告に 聞き従う。」(聖書協会共同訳聖書、箴言 12:15)