祈りの ひけつ
的を ねらって 祈る
的を ねらって 祈るというのは、必要と している もののために 具体的に 祈ることだよ。例えば、こんな ふうにね。
・祈っている 人や 目的のために、神様の 約束(聖句)を あてはめて 祈る。
・どうなって ほしいのかを、イエス様に 説明する。
聖書の物語:
ペテロと ヨハネの 的を しぼった 祈りで、足の 不自由な 人が いやされた お話を 読んでみよう。使徒行伝の 3:1-10だよ。
前もって 祈る
前もって 祈るというのは、将来 起こるかも しれない、自分だけでは 解決できないことを、イエス様が 解決してくださるよう お願いするという ことだよ。
特別な 物を 買うために、お金を ためた ことは あるかい? お金が 十分 たまるまで、ぶたの 貯金箱に 入れておいたり、お父さんか お母さんに 渡して、取っておいてもらったりした ことは?
先のことを 考えて 祈るのは、何かの 出来事のために、前もって イエス様に 祈りを 預けておくようなもの。祈るたびに、そのための 祈りが たまるんだ。そして、その 祈りへの 答えが 必要になる 時が 来ると、イエス様は、すべてを 用意しておいてくださるんだよ。
聖書の物語:
女王エステルについての 聖書物語は 知っているかな? エステルが アハシュエロス王の もとに 行って、自分の 民である ユダヤ人の 親戚や 友人や 近所の 人たちや、おじの モルデカイの 命を 救ってくださいと 願い出る前に、ユダヤ人たちに 三日間 祈らせた お話だよ。神様は その 祈りに こたえ、女王エステルが 無事 王様と 会って 受け入れられ、人々の 命が 救われるように 取り計らってくださったんだ。(エステル記 1-10章を 読んでね。)
喜びをもって 祈る
喜びをもって 祈るとは、幸せな 気持ちで 祈るという ことだよ。祈る 時は、必ず イエス様の よきことを 感謝し、賛美しながら 祈るんだ。
祈る 時に 君の うれしい 気持ちを イエス様に 伝える 方法を、教えてあげよう。
・こんなに すばらしい 奇跡を 行ってくださる イエス様が、どんなに すごいかを 伝える。
・前に イエス様が 君の 祈りに こたえてくださった 時の ことを 思い出す。または、イエス様が 祈りに こたえてくださった 聖書物語でも いいよ。
・胸を ワクワクさせながら、喜んで 祈る。
君には、宇宙の 王様である イエス様が いる。その イエス様は 君の 親友で、君や、君が 祈ってあげている 人を よく 世話したいと 望んでおられるんだ! だから、胸を おどらせよう!
賛美は、君の 祈りに こたえるのに 必要な、神様の 力を 引き出してくれるんだ。
聖書の物語:
喜びに 満ちた 賛美と 歌で 戦いを 勝ち取ったという 聖書物語、「奇想天外な 戦略」*を 読んでみよう。
ほかにも、祈りと 賛美が 勝利を もたらしたという 聖書物語が あるよ。パウロと サイラスが、ろうやの 中で 祈ったり 賛美の 歌を 歌ったりしていた 時に、地震が 起こった 話だ。使徒行伝の 16:25-26を 読んでごらん。