聖書の 奇跡の 物語:天使が ろうやの 戸を 開けて 使徒たちを 逃がす
(使徒行伝 第5章 17-25節)
大祭司と その 仲間たちは、使徒たちを 非常に ねたましく 思って ろうやに 入れてしまいます。ところが その 夜、天使が 現れて ろうやの 戸を 開き、使徒たちを 外に 連れ出して こう 言ったのでした。「さあ 行きなさい。そして、宮の 庭に 立ち、この 命の 言葉を 人々に 語りなさい。」
使徒たちは 天使の 言ったように、朝早く 宮に 入って 人々を 教え始めました。その 一方、大祭司は 議会と ユダヤ人の 長老一同とを 召集し、使徒たちを 引き出して こさせるために、人を ろうやに つかわしました。ところが、役人たちが 行ってみると、使徒たちが いません。役人たちは 引き返して くると、こう 報告しました。「ろうやには しっかりと かぎが かかって おり、戸口には 番人たちが 立っていました。ところが、開けて 見たら、中には だれも いませんでした。」
大祭司と 宮守頭と 祭司長たちは これを 聞いて、一体 囚人たちに 何が 起こったのかと あわてました。そこへ、ある 人が 来て 言いました。「あなたがたが ろうやに 入れた あの 人たちが、宮の 庭に 立って、人々を 教えています。」