イエス様との 食事:「この人の したことも 記念として 語り伝えられるだろう。」
(マタイによる 福音書 26:6-13と マルコによる 福音書 14:3-9参照)
ある時、イエス様が ベタニヤで 重い 皮膚病に かかった シモンの 家に いると、女の人が、とても 高価な 香油の 入った 雪花石こうの びんを 持って 入って来ました。そして、その 香油を、食事を するために すわっていた イエス様の 頭に 注いだのです。
これを 見た 弟子たちは、女の人が むだ使いを していると 思って 腹を 立てました。そして、その 香油を 高く 売れば、売った お金を 貧しい 人たちに 分けて あげられたのに、と 言いました。
イエス様は 弟子たちに 言いました。「どうして 腹を 立てるのか? 彼女は わたしのために 良いことを してくれたのだ。貧しい 人々は いつも あなたがたと いっしょに いるが、わたしは いつも いっしょに いる わけでは ない。彼女は 香油を 注いで、わたしを ほうむる 準備を してくれたのだ。
言っておくが、世界中 どこでも、この 福音が 宣べ伝えられる 所では、この人の したことも 記念として 語り伝えられるだろう。」