イエス様との 食事：海辺の ピクニック
（ヨハネによる 福音書 21:3-17）
イエス様の 死と よみがえりの 後のことです。シモン・ペテロが、いっしょに いた 弟子たちに 言いました。「わたしは 漁に 行くことに するよ。」
「では、わたしたちも いっしょに 行きましょう。」と、みんなが 言いました。けれども、その夜は 何も とれませんでした。翌朝、イエス様が 岸に 立っていましたが、弟子たちは、それが イエス様だとは 気付きませんでした。
イエス様が 彼らに 呼びかけました。「何か とれたかい？」 弟子たちは、何も とれなかったと 答えました。
すると イエス様が 言いました。「舟の 右側に 網を 下ろしてごらん。きっと、何か とれるだろう。」 弟子たちが 言われたように 網を 下ろしてみると、大きな 魚が 153ひきも 入ったので、重くて 舟の 中に 引き上げることが できませんでした。
弟子たちが 陸に 上がると、炭火が 起こしてあって、魚が 焼かれていました。また、パンも 用意されていました。「さあ、こっちへ 来て 食べなさい。」と、イエス様が 言いました。
みんな、それが イエス様だと 知っていました。
イエス様は みんなに パンと 魚を 分けました。食事が 終わると、イエス様は シモン・ペテロに たずねました。「ヨハネの子 シモンよ、あなたは この人たち以上に、わたしを 愛しているかい？」
シモン・ペテロが 答えました。「はい、主よ。わたしが あなたを 愛していることは、あなたが ご存じです。」 すると、イエス様が 言いました。「では、わたしの 小羊を 養いなさい。」