ヨハネによる 福音書 第1章1-14節
1:1 初めに 言が あった。言は 神と 共に あった。言は 神であった。
神:光あれ!*1*
1:2 この 言は 初めに 神と 共に あった。
神:われわれの かたちに、われわれに かたどって 人を 造ろう。*2*
1:3 すべての ものは、これによって できた。できた ものの うち、一つとして これに よらない ものは なかった。
1:4 この 言に 命が あった。そして この 命は 人の 光であった。
イエス:わたしは 世の 光である。わたしに 従って来る 者は、やみの うちを 歩くことが なく、命の 光を もつであろう。*3*
1:5 光は やみの 中に 輝いている。そして、やみは これに 勝たなかった。
男性:一体 何を 言ってるんだ?
律法学者:この人は、神を 汚している!*4*
パリサイ人:彼は 悪霊に 取りつかれている!*5*
1:6 ここに ひとりの 人が あって、神から つかわされていた。その 名を ヨハネと 言った。
1:7 この 人は あかしのために きた。光について あかしを し、彼によって すべての 人が 信じるためである。
バプテスマのヨハネ:わたしは 水で おまえたちに バプテスマを 授けるが、わたしよりも 力の ある かたが、おいでに なる。この かたは、聖霊と 火とによって おまえたちに バプテスマを お授けに なるであろう!*6*
1:8 彼は 光では なく、ただ、光について あかしを するために きたのである。
バプテスマのヨハネ:見よ、世の 罪を 取り除く 神の 小羊。*7*
1:9 すべての 人を 照す まことの 光が あって、世に きた。
1:10 彼は 世に いた。そして、世は 彼によって できたのであるが、世は 彼を 知らずに いた。
大祭司:どうして、これ以上、証人の 必要が あろう? あなたがたは この けがし言を 聞いた!*8*
1:11 彼は 自分の ところに きたのに、自分の 民は 彼を 受けいれなかった。
ピラト:それでは、おまえたちが ユダヤ人の 王と 呼んでいる あの人は、どうしたら よいか?
群衆:十字架に つけよ! 十字架に つけよ!*9*
1:12 しかし、彼を 受けいれた 者、すなわち、その 名を 信じた 人々には、彼は 神の 子と なる 力を 与えたのである。
イエス:わたしたちの 父である 神を 紹介しよう・・・
女性:神様・・・うわぁ!
1:13 それらの 人は、血すじに よらず、肉の 欲に よらず、また、人の 欲にも よらず、ただ 神によって 生れたのである。
夫:ぼく、考えていたんだけど・・・そろそろ 子供が ほしいね・・・
妻:ええ。わたし、女の子が ほしいわ。
女性:神様、あなたの み子である イエス様を 感謝します!
1:14 そして 言は 肉体と なり、わたしたちの うちに 宿った。わたしたちは その 栄光を 見た。それは 父の ひとり子としての 栄光で あって、めぐみと まこととに 満ちていた。
ガブリエル:恐れるな、マリヤよ、あなたは 神から 恵みを いただいて いるのです。見よ、あなたは みごもって男の子を 産むでしょう。その子を イエスと 名づけなさい。*10*
脚注:
*1* 創世記 1:3
*2* 創世記 1:26
*3* ヨハネによる福音書 8:12
*4* ルカによる福音書 5:21
*5* ヨハネによる福音書 10:20
*6* ルカによる福音書 3:16
*7* ヨハネによる福音書 1:29
*8* マルコによる福音書 14:63-64
*9* マルコによる福音書 15:12-14
*10* ルカによる福音書 1:30-31