イエス様の いやしの ミニストリー

　地上で 生きておられた時、イエス様は、神様や 神様の 物事の やり方を 人々に 教えるだけでは なく、様々な 病気に かかっていた 大勢の 人たちを いやすことも されたんだよ。

　その 一例を 挙げてみよう。会堂司で、ヤイロという 名前の 人が いた。ヤイロは イエス様の もとに 来て、死にかけている 12才の 娘を いやしに 来てほしいと お願いした。そこで、イエス様と 何人かの 弟子は、ヤイロと いっしょに 彼の 家に 出向いて行った。ところが、彼の 家に 着かないうちに、家の 人たちが、ヤイロの 娘は もう なくなったと 伝えに 来たんだ。それなら、イエス様が 彼の 家に 行く 理由は もう ないよね。ヤイロは とても 悲しんだ。だけど、イエス様は 彼に こう 言われたんだ。「おそれることは ない。ただ 信じなさい。」（口語訳聖書、マルコによる 福音書 5:36）

　ヤイロの 家に 着くと、人々が 泣いていた。イエス様は みんなに こう たずねられた。「なぜ 泣きさわいでいるのか。子供は 死んだのでは ない。ねむっているだけで ある。」（口語訳聖書、マルコによる 福音書 5:39）　ある人たちは イエス様を あざ笑った。けれど イエス様は、数人の 弟子を 連れて、女の子の 両親と いっしょに 部屋に 入って行かれた。そして、女の子に こう 言われたんだ。「少女よ、さあ、起きなさい！」（口語訳聖書、マルコによる 福音書 5:41）　すると、女の子は すぐに 起き上がって、歩き始めたんだ。みんな、とても おどろいたけど、すごく 喜んだんだよ！

　君には、いやしが 必要かな？　イエス様は、君や、君の 友だちや、家族の 人たちの 病気を いやせるよ。イエス様が こう 言われたことを、わすれないでね。「おそれることは ない。ただ 信じなさい。」（口語訳聖書、マルコによる 福音書 5:36）

　この お話の 一部始終は、マルコによる 福音書の 5章21-24節と 35-43節、それに マタイによる 福音書の 9章35節に 書かれているから、読んでみてね。