マイ・ワンダー・スタジオ
ホットドッグ
水曜日, 7月 14, 2010

ホットドッグ

 これは、メキシコに 住む 宣教師 ミゲルからの、小さな 親切が どんなに 遠くまで 広がるかと いう、すばらしい 実話です。

 人と 会うために 急いで 道を 歩いていたら、みすぼらしい 身なりの 女性が 赤ちゃんを だいて、ほどこしを 求めていました。イエス様は、彼女に 何かを あげるようにと 言われました。

イエス様:食べ物を 買ってあげては?

 ちょうど その時、ホットドッグの 売店の 前を 通りがかりました。

ミゲル:主よ、わたしには あまり お金が 残っていません。本当に、彼女に ホットドッグを 買ってあげてほしいのですか?

イエス様:お願いだから、この 女性を 助けてあげてほしい。

ミゲル:わかりました。あなたのために、そう しましょう。

ミゲル:ホットドッグを 1つ、お願いします。

ミゲル:どうぞ 食べてください。これも 読んでくださいね。イエス様は あなたを 愛してます!

女の人:ありがとう ございます! とっても おなかが すいていました。今日 食べられるのは、これだけなんです。

ミゲル:イエス様、どうか この 女性と 赤ちゃんに、あなたが とても 愛して おられる ことを 表してください。そして、世話を し続けてください。

ミゲル:さよなら!

女の人:ありがとう ございます!

ミゲル:(あと 10分しか ないぞ!)

 何日か たって、また あの 同じ ホットドッグの 売店に 立ち寄りました。

ミゲル:ホットドッグを 1つ、お願いします。

売店の人:さあ、どうぞ。お金は いらないですよ。

ミゲル:ありがとうございます。でも、どうしてですか?

売店の人:先日 あなたは、助けを 求めていた あの 女性に、ホットドッグを 買ってあげたでしょう。わたしは ここで、もう 15年間も ホットドッグを 売っていましてね。毎日 何千人もの 人が ここを 通りますが、ホームレスの 人のために 祈ってあげているのを 見たのは、あなたが 初めてですよ。わたしは 心が 動かされました。ここでは もう、お金を はらわなくて よろしいですよ。

 その ことを 通して、この 男の 人と その 奥さんを イエス様の もとに 導くと いう、すばらしい 結果に なりました。

 イエスは 言われた。「あなたがたは、わたしが 空腹の ときに 食べさせ、かわいていた ときに 飲ませ、旅人であった ときに 宿を 貸し、はだかであった ときに 着せ、病気の ときに 見まい、ろうやに いた ときに たずねてくれたからで ある。

 そのとき、正しい 者たちは 答えて 言うであろう、『主よ、いつ、わたしたちは、あなたが 空腹であるのを 見て 食物を めぐみ、かわいているのを 見て 飲ませましたか。いつ あなたが 旅人であるのを 見て 宿を 貸し、はだかなのを 見て 着せましたか。また、いつ あなたが 病気を し、ろうやに いるのを 見て、あなたの 所に 参りましたか。』

 すると、王は 答えて 言うで あろう、『わたしの 兄弟に したのは、すなわち、わたしに したのである!』」(マタイによる福音書 25:35-40、口語訳聖書)

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タグ: コミック, おしみなく与えること, 大きな任務