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旧約聖書に 出てくる 信仰の 人 : ルツ
水曜日, 2月 10, 2016

旧約聖書に 出てくる 信仰の 人:ルツ

 ルツ記 第1-4章から、ルツの 物語を 読んでみましょう。この モアブ人の 女性は 真の 神様への 信仰と 愛を 育み、後々には イスラエルの 有名な 王様の ひいおばあさんと なりました。

 ルツは ヘブル人では なく、モアブ人でした。自国の モアブに 住んでいた ヘブル人と 結婚したのですが、義理の 父親が 亡くなり、その後 彼女自身の 夫と 義理の 弟まで 亡くなりました。義理の 母親だった ナオミは、自分の 民が いる イスラエルに もどろうと 決心します。ルツは 義理の 母親を 愛していたので、いっしょに イスラエルへ 行くことに します。

 ルツは ナオミに 言いました。「あなたの 行かれる 所へ わたしも 行き、あなたの 住まれる 所に わたしも 住みます。あなたの 民は わたしの 民、あなたの 神は わたしの 神です。」*1*

 貧しい やもめたちには 食べ物を 買う お金が なかったので、ルツが 麦の 刈り入れが されている 畑へ 行って、後に 落ちていた 少しの 麦を 拾い集めました。ナオミの 親せきだった 裕福な ボアズは、落ちている 麦を 探す ルツの 姿を 見、彼女について しもべに たずねます。ルツが 義理の 母親に 対して 親切だったことを 聞いた ボアズは 心を 動かされます。そして、後に ルツと 結婚したのでした。

 ボアズと ルツには、オベデという 息子が いました。オベデが 成長して 結婚すると、エッサイという 息子が 生まれました。エッサイには 8人の 息子が でき、末っ子の ダビデが、後に ダビデ王と なりました。

 こうして、ルツは 王様の ひいおばあちゃんに なったのです!

脚注:

*1*(新改訳聖書、ルツ記 1:16)

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タグ: 神の偉大な人々, 信仰