旧約聖書に 出てくる 信仰の 人:ノア
創世記 第6-8章から、ノアが 神様の 声に 聞き従って、大洪水から 家族や 多くの 動物を 救った 物語を 読んでみましょう。
ノアは、神様の 声を 聞くことに おいても、神様が 言われたことを 行うことに おいても、大きな 信仰を 持っていました。たとえ 神様から 聞いたことが 想像さえ できない ことだった 時もです。当時の 人たちには 奇妙で 不必要だと 思えたことでさえ、ノアは 従いました。何しろ、それまで 洪水なんて 一度も なかったのですから。
ノアが 神様の 指示に 従って 箱舟を 作るには、神様の 導きを 信じる 信仰が 必要でした。洪水の 時に 乗る 箱舟を 用意しておくという ノアの 仕事を 手伝うには、家族にも 信仰が 必要でした。
箱舟に 乗せる 動物たちの 世話に おいても、彼らは 神様を 信頼する 必要が ありました。箱舟には、清い 動物が 7つがいずつ、清くない 動物も 2つがいずつ 乗っていました。つまり、ノアの 家族と 動物たち みんなが 次の 年まで 食べていくのに 十分な 食べ物も 蓄えておく 必要が あったのです。
箱舟に 乗った 後、とびらが 閉められ、これから 何が 起こるかも 分かりませんでした。外で 嵐が 荒れくるっている 間も、神様が 彼らを 守り、必要な ものを 供給してくださると 信じるには、どれほど 大きな 信仰が 必要だった ことでしょう。
「信仰によって、ノアは かわいた 地の ど真ん中に 船を 造った。まだ 見ていない 事がらについて 警告を 受けたとき、お告げに 従ったのだ。その 結果は? 家族が 救われたのだった。」(ヘブル人への 手紙 11:7、「ザ・メッセージ」より)