旧約聖書に 出てくる 信仰の 人:モーセ
出エジプト記の 第2章 1-15節から、モーセの 若いころの 物語を 読んでみましょう。その後、出エジプト記の 第3章 1-17節で、モーセが、エジプトから 人々を 導き出すようにと 神様に 召し出された 時の 物語も 読んでみましょう。
パロの 娘は 川で 男の 赤ちゃんを 見つけた 時、モーセという 名前を 付けました。そして、赤ちゃんの 世話を してくれる 乳母が 必要だったので、赤ちゃんの 実の 母親だった ヘブル人に その子の 世話を し続けさせたのでした。
エジプト人の 物事の やり方の 多くが、神様の やり方とは 反対でした。
けれども、生まれながらの ヘブル人として モーセが 受けついだ 神様への 信仰と 神様の 真実は、モーセから はなれることは ありませんでした。
モーセは、神様と その民に 仕え、エジプトの そくばくから ヘブル人を 解放して 神様の 約束の 地へ 導くという、信仰の 人生を 歩んだのでした。
「しかし 実際、彼らが 望んでいたのは、もっと 良い、天に ある ふるさとで あった。だから 神は、彼らの 神と 呼ばれても、それを 恥とは されなかった。事実、神は 彼らのために、都を 用意されていたのである。」(口語訳聖書、ヘブル人への 手紙 11:6)