ぬり絵:聖書の奇跡の物語:パウロが まむしの 毒から 守られる
(使徒行伝 第28章 1-6節)
使徒パウロが ローマ帝国の 囚人として、船で ローマに 送られる 旅の 半ばで、船は 大嵐に 見まわれ、浅瀬に 乗り上げてしまいます。パウロの 友人で、ルカという 医者も いっしょに 船に 乗っていました。ルカは 使徒行伝の 著者で、その時の ことを このように 説明しています。
船が 難破し、乗っていた わたしたちや ほかの 者たちが 上陸した 後、そこは マルタ島である ことが 分かった。
雨や 寒さを しのぐために、島の 住民は たき火を たいてくれた。
パウロが 枝を 火に くべると、熱気のために まむしが 出てきて、パウロの 手に かみついた。
島の 人々は、「この人は、きっと 人殺しに ちがいない。海では 助かったが、死から のがれる ことは できないのだ。」と 言い合っていた。
パウロは まむしを 火の 中に ふり落とし、何の 害も 受けなかった。
人々は 長い間 様子を うかがっていたが、パウロの 身に 何も 起こらなかったので、考えを 変えて、パウロは 神様だと 言い出した。
(パウロは この機会を 用いて、神様の み子である イエス様について、人々に 証ししたのでした。)