わたしたちは 毎日、様々な 生き方や 考え方、そして 言動に ふれている。神様の ご意思に 沿った 良い ものも あれば、そうで ない ものも ある。何が わたしたちにとって 良い もので、何が そうで ないかを 知るために、わたしたちは 神様の み言葉に 導いてもらう 必要が あると、ダビデ王は 言っているんだよ。

　イエス様は 地上に おられた 時、弟子たちのために、こんな 祈りを 祈った。「真理によって、彼らを 聖別してください。あなたの み言葉は 真理で あります。」（口語訳聖書、ヨハネによる 福音書 17:17）

　「聖別する」とは、人を 罪から 解放するという 意味だよ。イエス様は 天の 父に、弟子たちを み言葉で 清めてくださいと お願いしていたんだ。

　神様の み言葉は、わたしたちの 心や 思いを まちがった 考え方から 清めてくれるだけでは なく、そういった ものを 身に 付けて しまわないように、守ってくれるんだね。

　聖書物語を 読むと、神様の 愛について 学べる。すると、聖書で 説明されている、愛に 満ちた 真理と ちがう ことを 耳に した 時には、それが まちがった ことだと 分かるんだ。

　「もし わたしの 言葉の うちに とどまるなら、あなたがたは、本当に わたしの 弟子です。そして、あなたがたは 最高の 人生を 生きるための 真理を 知るでしょう。」（ヨハネによる 福音書 8:31-32を 分かりやすく 言い換えたもの）

　例えば、親の 言いつけを 守らない 子供たちが 出てくる テレビ番組を 見たと するよ。聖書では、子供たちが 親に 従うことを 教えている。親の 言いつけを 守るのが 最善であると 書いてある 聖書の 節を 読んだことが あれば、テレビで 見た 子供たちの 手本を まねするべきでは ないと 分かるんだ。

　み言葉には、こう 書かれているよ。

「子供たち、どんな ことに ついても 両親に 従いなさい。それは 主に 喜ばれる ことです。」（新改訳聖書、コロサイ人への 手紙 3:20）

　み言葉を 読んで 従えば 従うほど、君は イエス様のように なる。だけど、イエス様みたいに なるって、どういう ことだろう？　それは、周りの 人たちに もっと 愛を 表せるように なるっていう ことだよ。周りの 人たちと 何かを 分け合ったり、お手伝いしたくなるという ことなんだ。

　神様の み言葉を 勉強すると、神様の 喜びを もっと 感じるように なるという、おまけも あるよ！

　「わたしが これらの ことを 話したのは、わたしの 喜びが あなたがたの うちにも 宿るため、また、あなたがたの 喜びが 満ちあふれるためで ある。」（口語訳聖書、ヨハネによる 福音書 15:11）