「まことに 主は、あなたのために、み使いたちに 命じて、すべての 道で、あなたを 守るように される。」（新改訳聖書、詩篇 91:11）

　タクシーが 並んで お客さんを 待っているのを 見たことは あるかい？

　タクシーに 乗る時、君は、どこに 行きたいかを 言うだけで いい。そうすると、運転手は そこまで 運転して 連れて行ってくれる。

　ちょうど、君たちが わたしの 助けを 求めて 祈る 時に、わたしが それに 答えるのを 手伝おうと 熱心に 待っている 天使たちの 様子を 表しているようだ。

想像上の 天国の タクシー乗り場

女の子：イエス様、これから イサベラおばさんと サンティアゴの 家に 歩いて行きますが、その間、安全に 守ってください。

男の子：喜んでもらえますように。

イエス様：あの子たちの 祈りに 答えるため、天使を 送りたい。彼らを 導き、見守ってほしいんだ。

天使：はい、分かりました！

監督天使：今、忠実な 天使が 向かっています！

天使の タクシー

イサベラおばさん：今日は 来てくれて、どうも ありがとう！

母親：ご主人が 何週間か ご出張だと 聞いたので、さびしいかなと 思ったの。

女の子：こんにちは、サンティアゴ。いっしょに 遊べるように、ゲームを 持って来たのよ。

　君は 両親と いっしょに 電車で 新しい 町に 着いたばかりで、目的地まで 行く 車も ないと しよう。まだ 遠いのに、荷物も たくさんだ！

タクシーの運転手：乗りますか？

父親：いえ、だいじょうぶです。歩きますから。

　どこでも 行きたい 所まで 連れて行ってくれる タクシーは たくさん 並んでいる。その１台に、目的地を 言って お金を はらえば いいだけだ。だけど、君の 家族は 歩いて 行くと 決める。

　タクシーの 運転手さんは、いろいろな 面で 手伝ってくれる。人だけじゃ なく、荷物も 運んでくれるしね。タクシーの 運転手さんに 手伝ってもらうと、ずっと ラクに なるよ。

タクシーの運転手：本当に、乗らないんですか？

父親：やっぱり、乗ったほうが よさそうですね！

　わたしの 天使たちも、それと 同じなんだ。君たちが 助けを 求め、わたしから 送り出されるのを わくわくしながら 待っているんだよ。

母親：（全部の 荷物を かかえたまま 歩かずに 済んで、本当に 良かったわ。）

　ぜひ、わたしに 助けを 求めてほしい！　天国には、わたしの 一言で 君たちを 助けに 行ける 力が 満ち満ちているからね。

天使：わたしたちは、イエス様に 仕え、君たちを 助けるために いるんだよ！