シャドーボックス:聖書に 登場する 若者たち:どれいの 少女と 司令官ナアマン
列王記下 5:1-4と 9-14より
旧約聖書時代の 古代シリアの 軍に、ナアマンと いう、地位の 高い 司令官が いました。ナアマンは、不治の病である 皮膚病に かかっていました。そのころ ナアマンの 家で 働いていた ユダヤ人の 少女が、女主人である ナアマンの 妻に 言いました。「もし ご主人様が、サマリヤに いる 預言者の ところに 行かれたなら、きっと、その 重い 皮膚病を いやしてくださるでしょうに。」
それで、ナアマンは 馬と 戦車を 従えて、預言者エリシャの 家に やって来ました。ナアマンが 着くと、エリシャは 使いの 者を やって、ヨルダン川で 7回 体を 洗うようにと 彼に 伝えました。
あまりにも 単純な ことを するようにと 言われた ことが、ナアマンには 最初、屈辱でした。けれども、ナアマンの 家来が 言いました。「だんな様、もし あの 預言者が、むずかしい ことを あなたに 命じたと しても、あなたは きっと その通りに なさったでしょう。まして、今 彼は、ただ 体を 洗うようにと 言っている だけなのですよ。そうすれば いやされると 言っているのです。」
そこで ナアマンが エリシャの 言った通りに すると、ナアマンは 完全に いやされました。このことは、少女が 神様の いやしの 力に 信仰を 持っていて、女主人に 預言者エリシャの 話を したからこそ、起こったのです。