シャドーボックス:イエス様の たとえ話:放蕩息子
ルカによる 福音書 15:1-2と 11-32を もとに
ある時、大勢の 取税人や 罪人達が、イエス様の 話を 聞きに やって来ました。すると、パリサイ人達が 苦情を 言い始めました。「この人は、罪人達の 仲間だ!」
そこで イエス様は、こんな たとえ話を 話して下さいました。「ある人に、二人の 息子が いた。ある日、弟の 方が 父親に、財産の 内で 自分が もらう 分を 下さいと 言ってきた。父親が 息子達に 財産を 分けてあげると、弟は 遠くの 国へ 行って、そこで 放蕩に 身を 持ちくずして 財産を 使い果たしてしまった。
財産を 全て 使い果たしてしまった 後、国中に ひどい ききんが 起こった。食べ物が 何も ないので、息子は 父の 家へ 帰って、ゆるしを こい求めた。父親は、お祝いを して 息子を むかえ入れた。ところが、父親の 元に 留まって ずっと 父親の 仕事を 手伝ってきた 兄は、父親が 弟に あわれみと 思いやりを 示したことを ねたみ、腹を 立てた。
父親は 兄に 言った。『お前は いつも 私と いっしょに いるし、私の 物は 全て、お前の 物じゃ ないか! しかし 今は、失われていた 弟が 見つかったのだから、喜び祝うのは 当たり前だろう!』」