シャドーボックス：聖書の 奇跡の 物語：太陽が 10度 後もどりする
（列王記下 第20章 1-11節）
ヒゼキヤ王は 重い 病気で 死にかかっていました。そこへ 預言者イザヤが 来て、死ぬ 前の 準備を するようにと 主が 言われた ことを 伝えました。ヒゼキヤ王は 必死に 祈って、神様に 助けを 求めました。
イザヤが 王の もとを 去って まだ 中庭に いたころ、神様が イザヤに 言われました。「引き返して、ヒゼキヤに こう 言いなさい。『わたしは あなたの 祈りを 聞き、あなたの 涙を 見た。わたしは あなたを いやし、あなたの 寿命を 15年 増す。わたしは あなたと、この 町とを アッスリヤの 王の 手から 救う。』」
ヒゼキヤ王は イザヤに たずねました。「わたしが いやされる ことを 示す しるしは 何でしょうか？」
イザヤは 答えました。「主が 約束された ことを 行われる ことに ついては、主から この しるしを 得られるでしょう。すなわち、日時計の かげが 10度 進むか、あるいは 10度 後もどりするかです。」
ヒゼキヤ王は 言いました。「日かげが 10度 進むのは たやすい ことです。むしろ 10度 後もどりするほうが 不可能でしょう。」
そこで 預言者イザヤが 主に 祈ると、主は、日時計の かげを 10度 後もどりさせられたのでした。