旧約聖書物語：預言者ダニエル

ダビデ王と ソロモン王が 国を 治めていた 時から、長年の 歳月が たちました。そのころ、エレミヤという 若い 預言者が、バビロン軍が 攻めて来るという 神様からの 警告を 発していました。

バビロン軍は エルサレムの 町を 包囲し、数人を ほりょとして 連れ去り、最後には 町を 征服し、焼きはらって しまいます。

ほりょとして バビロンに 連れて行かれた 中に、ダニエルという 若者が いました。ダニエルは、ほりょで あったにも 関わらず、神様によって 大いに 使われました。ある時、神様は ダニエルに、ネブカデネザル王の 見た 夢の 解き明かしを させ、未来を 予見させます。ダニエル自身も、将来 起こる 出来事について、おどろきに 満ちた 幻を 神様から 受け取ります。

ダニエル書の 第1-2章には、これらの 出来事や、ネブカデネザル王が 夢で 見た 幻についての お話が 書かれています。また、ダニエル書の 第6章には、ダニエルが ライオンの 危機に あう お話も 書かれています。読んでみましょう。