マイ・ワンダー・スタジオ
旧約聖書物語:勇気ある 美しい 女王 エステル
水曜日, 10月 29, 2014

旧約聖書物語:勇気ある 美しい 女王 エステル

バビロン帝国が 歴史から 姿を 消すと、メデアと ペルシャという、新しい 国が 生まれます。アハシュエロス王が 世を 治めていた ころ、モルデカイという 名の ユダヤ人が 首都の スサに 住んでいました。エルサレムが バビロニア人に 破壊された 時、モルデカイの 家族は スサに 引っこして 来たのです。モルデカイには、両親が 亡くなったために 自分の 養女に なった いとこの エステルも いました。

このころには、ユダヤ人の 大勢が エルサレムに もどって いましたが、モルデカイや その他の ユダヤ人は ペルシャに とどまりました。ところが、ペルシャに いる ユダヤ人にとって、状況は 良く ありませんでした。王様の 大臣である ハマンが、ユダヤ人を 滅ぼそうと、日ごろから たくらんで いたからです。

けれども 神様には、ご自分の 民を 救うための、ある ご計画が ありました。それは、強大な 軍隊に よる ものでは なく、若い ユダヤ人女性の 愛と 勇気に よってでした。彼女は、ハマンの 悪だくみを あばき、ユダヤ人たちを 救うために、自分の 命を 危険に さらしたのでした。

エステル記には、ユダヤ人孤児が ペルシャ女王と なった、わくわくするような お話が 書かれています。読んでみましょう。

文:ディディエ・マーティン 絵:ディディエ・マーティン デザイン:ステファン・ミーラー
Copyright © 2014年、ディディエ・マーティン 使用許諾取得済
ダウンロード
タグ: 勇気, 旧約聖書物語シリーズ, 神の偉大な人々, 聖書