神様って、どんな 方?
聖書には、神様の 偉大な 力についての お話や、神様の すばらしい 愛の 物語が いっぱい つまっている。幸せに くらすための 方法も たくさん 書かれているよ。だけど、神様は 本当は どんな 方なんだろうって 思った ことは、あるかい? 神様って、堂々と していて、こわいのかな? それとも、面白くて 心が やさしいのかな? どう やったら、神様が どんな 方かを 知る ことが できるだろう?
それって、けっこう 大きな 質問だよね。だけど、答えは すごく 簡単なんだ。聖書には、「神は 愛で ある。」と 書かれている。*1*
君にとって、「愛」って、何だろう? 聖書には、愛は しんぼう強さで あり、親切で あると 書かれている。*2* また、「愛は ねたむ ことを しない。愛は 高ぶらない、誇らない。不作法を しない、自分の 利益を 求めない、いらだたない、うらみを いだかない。・・・すべてを がまんし、すべてを 信じ、すべてを 望み、すべてを たえる。」とも 書かれている。*3*
こういった 愛の 表れを いろいろと 考えて みるなら、神様が どんな 方かが 分かって くるよ。きっと、けんそんさや 親切や 友情や ゆるしといった 形で、愛が 表されるのを 見た ことが あるんじゃ ないかな。
愛は、いろんな 形で 表れてくる ものなんだ。君が 悲しい 時に お母さんが かけてくれる なぐさめの 言葉だったり、お父さんが 仕事から 帰ってきた 時に だきしめてくれる ことだったり、おばあちゃんが お話を 読んでくれる 時の やさしい 声だったりね。お姉ちゃんが クッキーを 分けてくれたり、友だちが いっしょに 遊ぼうよって さそってくれたり するのもだよ。愛は、君の 周りに いっぱい あるんだ!
愛を 感じる 時って、神様が どんな 方なのかを ちょっと 感じているって ことなんだ。君が だれかに 愛や 親切を 示すと、君も、自分を 通して 神様の 愛と 力を 伝えている ことに なるんだよ。つまり、君は 神様を 映し出しているっていう ことだね。
だから、今度 神様が どんな 方なのかなって 思った 時は、神様が 愛で ある ことを 思い出して ごらん。愛や やさしさを 表す ことで、君は 周りの 人に 対して 神様の お手本に なる ことも できるんだ。
脚注:
*1* 口語訳聖書、ヨハネの 第一の 手紙 4:8
*2* コリント人への 第一の 手紙 13:4参照
*3* コリント人への 第一の 手紙 13:4-5, 7参照