明るく ふるまおう
「ジュリア。今日の デーキャンプで、ドッジボールの 時に 取った 行動は りっぱだったね。」 お父さんが ジュリアの お皿に シェパードパイを よそいながら 言いました。
「どうして そんな こと 知ってるの?」と、ジュリアが たずねました。
「エバンス先生から 聞いたのよ。相手の チームが あなたの 頭に ボールを 当てたけど、おこったり しなかったって。あなたの チームは 勝てなかったけど、スポーツマン精神を わすれないで、楽しんでいた そうじゃ ない。だから、みんなが いい 時間を 過ごせたのね。」と、お母さんが 言いました。
ジュリアは お父さんと お母さんに ほめられて、思わず 心が 温かく なりました。「かんたんだったの。お父さんと お母さんが、何かの ことで おこったり しない ことについて 教えてくれたでしょ。ただ、それを 思い出したのよ。」と、ジュリア。
お父さんが ジュリアの かみの毛を なでました。「うちに いない 時でも、お父さんと お母さんが 教えた ことを ちゃんと 守ってくれて、うれしいよ。おまえの 手本は、ほかの 子供たちにも 役立つだろうからね。」
お父さんや お母さんから 教わった ことを ちゃんと 覚えていて、それを 一生けん命 実行すれば、周りの 人たちは 感心するでしょう。そして、あなたの 良い マナーや 性格が 良い しげきに なるでしょう。おうちで 両親に 教わる 基本的な 道徳は、大切な ことです。どうして お父さんと お母さんが ある 事を ある 方法で するようにと 言うのか、必ずしも 理由は 分からなくても、知恵の つまった 教えを 守って 実行するなら、きっと 良い 結果に なるでしょう。お父さんと お母さんも、りっぱだねって 喜んでくれますよ。