祈りって、どのくらい 遠くまで とどくの?
聖書には、「絶えず 祈っていなさい。」*1*と 書かれています。それは、わたしたちが 考えたり 話す ことが すべて 祈りで なくては いけないという 意味では なく、しばしば 祈りなさいという ことです。だれかの ことを 思い出したら、その 人のために 祈ってあげれば いいのです。
少年:友だちの アニークに 会いたいなあ。そうだ、彼のために 祈ろう! イエス様、インドに いる 家族に 会いに 行っている アニークと 共に いてください。
祈りを 使えば、どこかで 何か 問題が 起こっても、その 状況の 助けに なる ことが できます。
神様の み心が 成されるようにと 祈れば いいのです。
「何事でも 神の み心に かなう ことを 願い求めるなら、神は 聞き入れてくださる」*2* ことを、わたしたちは 確信できます。神様の み心を 祈れば すぐに 何でも 起こる わけでは なく、祈りが 応えられるのに 時間が かかる ことも あります。それは、神様が、祈りに 応えるための より良い 時や 方法を 知っておられるからです。
神様の 助けが あれば、遠く はなれた 場所や 手の 届かない 状況でも、祈りが 物事を 変えられるのです。
次の お話は、祈りと 与える ことによって、世界中で 状況を 変えた 若い 女性についてです。
ソフィ:今日は、ボリビアに 行くんです!
メープルさん:どうやって 行くの、ソフィー?
ソフィ:仕事を しながら、いろんな 所に いる 人たちのために 祈るんです。
ソフィ:イエス様、貧しい 人を 助けている 人たちと 共に いてください・・・
ソフィ:ありがとうございます。
ソフィ:この お金の 一部を、貧しい 人たちを 助けるために 送れるわ。
ソフィ:わたしは、タイに 行ったり、インドに 行ったり、カリブ諸島に 行ったり しています。・・・祈りと 寄付を 通して、あちこち 行っているんです。
ソフィ:「ボリビアの 貧しい 人たちを 助ける 仕事を してくださって、ありがとうございます。この お金を 役立ててください。みなさんのために 祈っています。神様が、あなたがたの 仕事を 祝福されますように! ソフィーより。」
男性:この お金で、教科書を 買おう。
男性:ニーシャ、わたしたちの 仕事を 助けるための 資金を 神様が 送ってくださったよ!
祈りには、限界が ありません・・・時間や 距離は、関係ないのです。
少女:お父さんのために、わたしたちの 家族の 絵を かいたの。
少年:遠くに 行っている 間も、お父さんのために 祈っているよ。
お父さん:ありがとう!
少女:イエス様、台風が すぐに 過ぎ去った ことを 感謝します。おかげで、外で 友だちと いっしょに 時間を 過ごせます。
男性:病気だった 子供たちが また 元気に なって、本当に 良かったよ。
何かを 思い出したり、だれかの ことを 思い出した 時には、その 機会に 祈りを 送りましょう。イエス様の 世話を 感謝したり、導きを 求めたり、必要を かかえている 人たちのために 祈りましょう。信仰を もって 願い求め、神様が 最善と 知っておられる 答えを もたらして くださると 信じるなら、わたしたちの 祈りは、どんなに はなれた 場所でも、状況を 変える ことが できるのです。
わたしたちは、願い事は 何でも 聞き入れて くださるという ことが 分かるなら、神に 願った ことは すでに かなえられている ことも 分かります。
(新共同訳聖書、ヨハネの 手紙一 5:15)
脚注:
*1* 口語訳聖書、ルカによる 福音書 21:36参照
*2* 新共同訳聖書、ヨハネの 手紙一 5:14参照