マイ・ワンダー・スタジオ
世界を より良くするには?
月曜日, 5月 29, 2017

世界を より良く するには?

だれにでも、世界を より良く することは できるんだ。君にもね! 一番 いいのは、まず、自分に 何が できるのかを 見つけること。周りの だれかの 1日を、より 気持ちよく、幸せな 気分に してあげられる ことを さがしてみよう。

アリーナ:お父さん、お母さん。お昼が すんだら、近所の 人たちに、わたしたちの クラブの ことを 話しに 言っても いい? 保護施設の 動物たちを 助けている ことを 話したいの。

お父さん:それは いい 考えだね。

ギャビン:もしかしたら、手伝いたいって いう 人が いるかもよ。

お母さん:エマさんが 印刷してくれた チラシが 車の 中に あるわ。

テディ:へぇ。動物保護施設の 手伝いかぁ・・・面白そうだな。

君の 住んでいる 場所で できる ことが、何か あるものだよ。

アリーナ:こんにちは! わたしたち、「お手伝いキッズクラブ」の 者です。今日は、動物保護施設の お手伝いで ボランティアを しているんですけど、みなさんに、動物用品で 寄付していただける 物が ないか、たずねています。

ギャビン:古い 毛布や タオル、ドッグフードや キャットフード、動物用の おもちゃなどなんですけど。

老婦人:まあ、それは すてきな お手伝いの 方法ね! 明日 立ち寄って もらえるなら、いくつかの ものを まとめておくわよ。

テディ:ふぅ~ん。それなら ぼくにも できるかな?

アリーナ:ジョシーズカフェの エドモンドさんは、お店の 収益の 一部を 動物保護施設に 寄付してくださるんです。金曜日に そこで 食事を すると、その お手伝いが できますよ。これは、その 説明の チラシです。

エドモンドさん:ありがとうよ、アリーナ。何が できるか、考えてみると しよう。

君が お手伝いして どんなに 幸せな 気持ちに なったかを 見れば、他の 人に とっても、同じ ことを して 世界を より良く する お手伝いを してみようという はげみに なるよ。

ギャビン:あれ、友だちの テディが いる。テディも 「お手伝いキッズクラブ」に 入りたいかな。

アリーナ:聞いてみましょうよ。

アリーナ:エマさんが、世界を 変えた 人たちの お話を 読んでくれてるの。とっても 面白いのよ。マザー・テレサ*1*についての お話は、わたしの お気に入りよ。

ギャビン:動物保護施設に 行くのは、すごく 楽しいんだ。みんなが どんなふうに 動物たちの 世話を しているか、学べるんだよ。それから、ぼくたちは 障害の ある 子供たちの 家族の お手伝いも するんだ。困っている 家族のために、食料品や 贈り物を 用意するんだよ。

テディ:へえ! すごく 楽しそうだね!

「はっきり 言っておく。わたしの 兄弟である この 最も 小さい 者の 一人に したのは、わたしに してくれた ことなので ある。」(新共同訳聖書、マタイによる 福音書 25:40)

いっしょに、世界を 変えていこう。すぐに 大きな 変化は ないかも しれないし、毎日 コツコツ 働きかけなければ ならないけれど、そのうち 物事は 変わってくるよ。君の する ことが、その 変化を もたらすんだ! だれかの 1日を 明るく したり、気持ちを 引きあげて あげられたりね。だから、だれかの 必要を 満たしてあげよう。

アリーナ:友だちの アンバと ジャダにも、「お手伝いキッズクラブ」の こと、教えて あげたいわ。

テディ::そうだね、手伝ってくれる 人は 多いほうが いいものね。

アリーナ:あなたたちが クラブに 入ってくれると すごく うれしいんだけど。

アンバ:ぜひ 入りたいわ。お父さんと お母さんに 聞いてみるわね。

ジャダ:わたしも。クラブの ことが 分かるように、チラシを お父さんと お母さんに 見せるわ。

君の 住んでいる 地域でも、何か お手伝いできる ことが ないか、お父さんや お母さんに 聞いてごらん。努力は 必要だけれど、ことわざにも あるからね。「どんなに 小さな 親切でも、決して むだに なる ことは ない。」*2*

君にも できる。世界を より良く できるんだ!

脚注:

*1*マザー・テレサ(1910-1997年)、カトリックの 修道女。神の 愛の 宣教者会を 設立。インドの カルカッタで、貧しくて 困っている 人たちや 病気で 苦しんでいる 人たちを 助けるために 人生を 捧げた。

*2*イソップ

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タグ: おしみなく与えること, ボランティア活動