あなたは しゃべってばかり いる?
おしゃべり虫は、おしゃべりが 大好き。おしゃべりが すぎて、自分が 何を 話していたのか、わすれてしまうくらいです。それでも 彼女は おしゃべりを やめません。次々と、思い付く ことを しゃべり続けるのです。
「ペチャクチャ、ペチャクチャ・・・」 おしゃべり虫は、自分の おしゃべりを 聞くのが 大好き。だれかが 立ち止まって 自分の おしゃべりを 聞いてくれるのも 好きです。それで、だれかが 耳を かたむけて くれるまで、ずっと しゃべり続けて いられるか 見てみようと 思ったり するのです!
けれども、まもなく すると 彼女は、友だちが あまり そばに 来ず、いっしょに 遊んで くれない ことに 気が付きました。「いっしょに 遊ぼうと 思って 来ても、あなたは しゃべってばかりで、わたしたち、ちっとも 話せないんだもの。」 きのう、親友の てんとう虫の リリーが そう ささやきました。
おしゃべり虫は、お母さんに 相談しました。「わたし、おしゃべりするのが 大好きなの。それって、悪い こと?」
「そんな ことは ないわ! でもね、お友だちだって、話したいのよ。だから、お友だちにも 話させて あげないと。自分が しゃべるのと 同じくらい、お友だちの 話も 聞いて あげたら? そうすれば、お友だちも あなたの おしゃべりに 加われるんじゃない? それとね、話す 前に、言おうと している ことについて 考えるように してごらんなさい。お友だちの ために なる ことを 言うように するの。」
次の日、おしゃべり虫は てんとう虫の リリーの ところに 遊びに 行きました。そして、おしゃべりするだけでは なく、リリーの 話も しっかり 聞くように しました。すると、リリーも 面白い 話を たくさん してくれたので、友だちが 考えていた ことを 聞くのが 楽しく なりました。その 結果、仲良し二人は いっしょに すごく 楽しい 時を 過ごしたのでした!
一人だけ しゃべり続けていると、ほかの 人は いっしょに 話す ことが できません。けれども、自分が 話すのと 同じくらい、ほかの 人の 話も 聞いてあげるなら、もっと たくさんの ことが 学べるし、友だちも 喜んでくれるでしょう。今度 友だちと いっしょに いる 時は、ほかの 人にも 必ず 話させてあげましょう!