神様の 被造物
神様は、すばらしい 動物を たくさん 造りました。そして、その 世話を、わたしたちに するようにと 言われました。聖書には、こう 書かれています。「正しい 人は、自分の 家畜の 命に 気を 配る。」*1* 神様は 動物を 造り、アダムと エバに、鳥や 魚、地上の すべての 動物たちを 治めるようにと 言われました。*2*
ペットを 飼うのは とても 楽しいけれど、それには 責任も あります。必要な えさや 水を あげ、ちゃんと 世話を して、危険からも 守ってあげなければ なりません。お父さんや お母さんが あなたを 愛し、世話してくれるように、あなたも、動物を 飼っているなら、ペットが 必要と している 愛や 世話や 関心を 注がなければ なりません。
動物から 学ぶ ことも、たくさん あるでしょう。母鳥が ヒナを 世話する 様子や、アリが 群れのために 食べ物を 集める 様子を 見た ことは ありますか？ ハチが、花から 花へと いそがしく 飛び回って、はちみつを 作るための みつを 集める 様子や、リスが ドングリを 集めるのを 見た ことが あるかも しれませんね。動物たちは みんな、いそがしく 食べ物を さがし回り、子育てのために 巣を 作ったりして、何らかの 方法で 地球の 役に 立つ ことを しているのです。
あなたも、周りに いる 生き物たちの 世話を する ことが できます。動物の 生息地を 守ったり、必要な ものを あげたり、自分たちの 行いが 悪い 影響を 与えて いない ことを 確かめるのです。周りの すばらしい 自然を 見てみましょう。そして、神様の 被造物にとって 世界が より良く なるために、自分に 何が できるかを 考えてみましょう。
神様は、あなたの ことを 気に かけて くださっているように、動物たちの ことも、気に かけて おられます。自然の 中に いる 動物たちを 観察していると、神様が あなたを 気づかっておられる ことも 分かりますよ。
空の 鳥を 見なさい。種まきも せず、かり入れも せず、倉に 納める ことも しません。けれども、あなたがたの 天の 父が これを 養っていて くださるのです。あなたがたは、鳥よりも、もっと すぐれた ものでは ありませんか。（新改訳聖書、マタイの 福音書 6:26）
脚注：
*1* 箴言 12:10参照
*2* 創世記 1:28参照